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プロの意見「個人年金には入るな」を疑え! あなたの有力な運用手段になり得る=午堂登紀雄

最小の支出で「最大の控除」を受ける

これらを掛け捨てではなく、満期返戻金がある貯蓄型のタイプで、返戻率(払い込んだ保険料に対し、満期や中途解約で戻ってくる金額)が高い保険に加入することが有効です。

例えば私が加入している生命保険は、60歳まで払い込んで65歳で受給すれば、返戻率が110%を超えます。個人年金は65歳以降の受給で120%超です。

ただし、各々年間8万円以上を払い込んでも税制上のメリットは小さくなる一方です。

ですので、年間の保険料支払額が各々8万円を超えるギリギリの金額で加入すれば(月々7,000円程度)、最小の支出で最大の控除を受けることができます。

保険料をクレジットカード払いにすればポイントも

さらに、これらの保険料はクレジットカードで支払うことができるものが多いですから、カードのポイントもつきます。

私自身も生命保険を月9,000円、医療保険7,000円、個人年金1万円で年間312,000円の保険料をカードで払い込んでいます。

ポイント還元率は1%なので、仮に所得税率10%とすると、7%の利回りということになります。

個人年金・保険がまずまずの高利回り商品になる

こうして最大控除の最小金額で加入すれば、まずまずの高利回り商品となり、これが保険料を払い込んでいる期間ずっと続きます。

低金利の今、これほどの利回りが取れる商品はなかなかないですし、仮に金利が上昇したとしても、定期預金などで7%を超える利息がつく可能性は現実には考えにくいでしょう。

それに、節税による利回り効果は景気変動の影響を受けず、株価や為替レートがどうなろうと変わりません。さらに本人の努力や才能も運も一切関係なく、一律に恩恵にあずかれます。

もちろん個人年金・保険が向かない人もいる

ただし、自分が必要とする保障内容を得るには、貯蓄型保険では保険料が高すぎて払えないとか、貯蓄で代替できるほどの経済的余裕はなく、将来解約せざるを得ない状況に陥るかもしれないと思っている人には向かない方法です。途中解約は元本割れになりますから。

そしてもちろん、毎年7%以上で安定運用できる手段を持っている人には「個人年金なんかに入ってはいけない」「保険は安価な掛け捨てで十分」という指摘は正しいということになります。

Next: 確定拠出年金(iDeCo)はさらに高利回り

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