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資本主義の養分ごとき「個人投資家」は、息を殺しながらひっそり勝て=鈴木傾城

コツコツ努力し続ける生き方もある

圧倒的強者と正面からぶつかり合う生き方はもちろんある。

そのために情報を大量に取り寄せ、分析能力を磨き、コツコツと努力する生き方は否定してはいけない。ある程度の基礎力を付けるには、最小限の向上心は必要だからだ。

しかし、その世界に圧倒的強者が存在して、もはや努力くらいでは差が埋められない現実があるのなら、ゲリラとしての生き方を考えても無駄ではない。

正攻法で生きる方法もあるが、そうではない方法もあるということだ。どちらを選択するのかは、その人の性格によって違ってくるし向き不向きもある。

ゲリラの生き方は、強者と言えども相手が弱っている時にトドメを刺すようなやり方をするわけだから「フェアではない。そんなことはできない」と真っ正面から正攻法で戦う人がいても当然だ。

正攻法は気持ちが良く、たとえ負けても爽やかで賞賛される生き方になる。

ゲリラは勝っても賞賛されず、それどころか忌み嫌われるが…

一方のゲリラは、賞賛などない

挑戦しない。正面切って挑むことはない。そのような哲学を持たず、戦わず逃げ回る。正々堂々と戦う姿勢とは完全に無縁だ。ところが、自分の都合の良い時だけ現れて欲しいものを手に入れて去っていく。

そうやって、社会から利益をついばんで、強者の持っているものを少しずつ削り取って生き続ける

こうしたやり方では、勝っても賞賛などされないし、賞賛どころか忌み嫌われる。誰かの弱味に付け込む生き方は、常に「ハゲタカだ、死に神だ、墓場漁りだ」と軽蔑される。

とても生々しく、他人に勧められる生き方ではない。

しかし、もし何も持たない弱者の立場で生きているのであれば、このような生き方は充分に研究すべき題材になる。

世の中の裏側にはそんな生き方をしている人間がひしめいて、利益だけをかすめ取っている

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2018年(4月以前)

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2016年

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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』(2018年3月11日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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