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疑惑の火は消えず、安倍総理と暴力団の癒着問題「#ケチって火炎瓶」事件の続報=山岡俊介

疑惑だらけの1999年下関市市長選挙

さて、前置きが長くなったが、追加取材の結果、実は小山氏、当時から安倍首相が解決を叫んでいた拉致問題に絡めて「古賀は北朝鮮生まれ。当選したら下関、否、日本が金王朝になる!」旨の虚偽、ヘイト丸出しのビラなどを単に撒くだけでなく、当時の古賀候補陣営の参謀を自分の側に寝返らせていた疑惑が浮上して来た。

さらには古賀氏が選挙で敗北後、この元参謀が見返りを得れないこともあり激怒、選挙妨害の仕切り役だった安倍事務所の前出・竹田筆頭秘書に対し恨み骨髄となり、何と小山氏に竹田氏の殺害を依頼していた疑惑も出て来た。

小山氏に「古賀は安倍代議士より頭がいい。市長に当選すれば、必ず衆議院選挙に出る。それで安倍代議士が負けたら我々にとっても大問題。古賀は北朝鮮生まれなので下関は朝鮮人化、古賀総理が誕生したら日本の国も危なく、拉致問題も増える。だから、どんな手を使っても古賀の政治生命を断絶してください」との旨、直に言ったのは佐伯秘書だった。

しかし、佐伯秘書はそれは「安倍代議士、竹田筆頭秘書、我々秘書全員の切願」とも語り、下関、日本を守るためと3~4度と説得され、また、電話で竹田筆頭秘書に選挙妨害依頼は佐伯秘書の独断ではないと確認したから引き受けたのだと小山氏は主張している。

しかし、ここで忘れてならないのは、当時から小山氏は佐伯秘書と懇意、安倍首相のパーティー券も買ってあげ、安倍氏と面識もあったものの、重大疑惑の99年下関市長選に安倍首相の推す江島氏、ライバル古賀氏と共に出ていた第3の候補・亀田博氏(現・下関市議。下関市議会市副議長)を一番支持して来ていた事実。

そこで安倍事務所側は小山氏に、江島氏ではなく、亀田氏(やはり保守系。自民党員)を当選させるためと騙してまで選挙妨害を依頼したようだ。

どうしても選挙妨害を成功させたかった?

そこまでして安倍事務所が小山氏に依頼したのは、そもそも佐伯秘書と懇意で顔見知り、しかも小山氏は当時、地元では凄腕の土地ブローカーとして事情通の間では有名(暴力団との関係も)で、選挙妨害という裏仕事でも、その組織・統率力でうまくことを運んでくれると思ったからだろう(小山氏は本紙・山岡のインタビュー取材の際、万一、選挙妨害で逮捕された場合、罪を被るつもりだったとも語っていた。以前の金融業時代には担保に覚せい剤を預かり、覚せい剤取締法違反=所持=で2度の前科もある)。

そこで小山氏は妨害ビラを撒くだけでなく、古賀陣営の参謀を寝返らせるべく、98年10月、当時、自分が経営していた「恵友開発」に参謀だったN氏に来社してもらい説明。以降、地元のクラブ、高級料理店で何度と親交を持ち、選挙前月の99年3月、小山氏の自宅で亀田候補同席のなか、ついに同意を得たという。

Next: 見返りは公共工事? 舞台裏では爆破・殺人依頼も…

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