fbpx

せっかく築いた財産が消えてしまわないために、終活でやっておくべきこと=山田和美

終活の一環として、財産の一覧表を作成

そのまま見つけてもらえなければ、その財産は、せっかく残したにも関わらず、なかった事になってしまいます。

また、しばらくたってから見つかったような場合であっても、一旦まとまった遺産分割協議を再度行なう必要が生じたり、相続税の申告がある場合には申告のやり直しが必要になったり、と、余分な手続きが必要になってしまうでしょう。

これらのリスクを防ぐためには、ぜひ終活の一環として、自身の財産の一覧表を作っておいてください。

もし、生前の段階で預金残高までご家族に知られたくない、という事情があれば、残高までは記載せずとも、どこの銀行のどの支店に預金があるかどの証券会社と取引があるかと言った程度の情報でも結構です。

せっかくのこした財産を見つけてもらえないリスクを防ぐため、ぜひ早い段階で財産の一覧表を作成し、ご家族と共有しておきましょう。

【関連】日本人は生産性が低すぎる? 賃金が上がらず、人手不足倒産が急増する元凶とは=斎藤満

【関連】賃金上昇も大ウソ? 日銀まで疑いだした日本の政府統計〜ねつ造か改ざんか誤集計か=今市太郎

【関連】銀座の美人ママが教える、成功者が「シンプルに暮らす」合理的な理由とメリット

image by:mrmohock / Shutterstock.com
1 2

こころをつなぐ、相続のハナシ』(2018年11月28日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

無料メルマガ好評配信中

こころをつなぐ、相続のハナシ

[無料 毎月第2水曜日、第4水曜日]
愛知県の行政書士山田和美が、相続・遺言について情報を発信するメールマガジンです。ご家族が亡くなる、ご自身の相続に備えて準備をする。そういった経験は多くの場合、一生に数える程しかありません。だからこそ実際に直面したとき、何から手を付けて良いかわからず戸惑ってしまったり、知らなかったが故に不利益を被ってしまう事が多々あります。このメルマガでは、「相続人って誰のこと?」という基本的な事から、「相続が起きると銀行口座どうなるの?」等のより実務的な疑問まで幅広くお伝えして参ります。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー