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上場延期「ひふみ投信」のレオス・キャピタルワークスに成長余地はあるのか?=シバタナオキ

12月25日に上場を予定していたものの延期となった「ひふみ投信」のレオス・キャピタルワークス。その上場目論見書を読み込みながら、投資信託ビジネスについて解説します。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2018年12月20日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:シバタ ナオキ
AppGrooves / SearchMan共同創業者。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 博士課程修了(工学博士)。元・楽天株式会社執行役員(当時最年少)、元・東京大学工学系研究科助教、元・スタンフォード大学客員研究員。

まるで投資信託ビジネスのお手本!ひふみ投信のビジネスモデル

割安な手数料で個人投資家に人気の高いアクティブファンド

今日の記事では、「ひふみ投信」を運用するレオス・キャピタルワークス株式会社の上場目論見書を読み込んで、投資信託ビジネスの概要を勉強したいと思います。

最初にお断りしておくと、レオス・キャピタルワークス株式会社の藤野社長には、以前私の著書に帯のコメントを頂いたことがあります。また、私や私の家族が「ひふみ投信」で資金を運用していることを最初に開示しておきます。

※参考:レオス・キャピタルワークス株式会社 新規上場申請のための有価証券報告書

はじめに、レオス・キャピタルワークスが提供している「ひふみ投信」に関してご存知の方も多いかもしれませんが、簡単に概要を紹介したいと思います。

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ひふみ投信は、ユーザーから預かったお金を、主に日本の成長企業に投資することで資産形成を行う長期保有型のアクティブファンドです。

アクティブファンドというのは、日経平均株価やTOPIXなどの市場の平均の指標(インデックス)と同じような動きを目指すインデックスファンドとは異なる戦略で投資を行うファンドで、インデックスファンドを上回る運用成績を目指します。

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お金を預けるユーザーから見た場合の手数料は、こちらにあるように運用資産の約1%の金額が年間の信託報酬として課金されます。

日経新聞の記事によると、アクティブファンドの平均手数料は1.6%でしたので、アクティブファンドで年間約1%という手数料はかなり低い方だと考えて良いと思います。日本の場合、ロボアドバイザーでも1%程度の手数料は取られますので、相対的に見るとアクティブファンドとしては相当割安な手数料だと言えるでしょう。

※参考:「インデックス対アクティブ 投信はどっちを選ぶ」2ページ目

Next: ひふみ投信が上場して、資金調達する金額は…

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