成果を強調する韓国政府
もっとも、それを文在寅大統領が述べたことで、会談が2分になったのかもしれない。つまり、外交的にも、経済的にも、何1つ成果がない状況だ。
それなのに、韓国メディアは「強固な米韓同盟を再確認」「すれ違いを払拭」「米朝の仲裁者としての存在感増す」と成果を強調している。
もちろん、それらは信用するに値しない。しかも、トランプ大統領は米韓首脳会談については何もつぶやいていない。まったく興味がないわけだ。
本当に何をしに行ったのかわからないレベルの成果だったわけだが、韓国政府や文在寅大統領にとっては成功だったようだ。
日本は日韓首脳会談を拒否へ
もっとも、一部の韓国メディアもこの大本営発表に対してはかなり批判的である。
しかも、この2分で打ち切られた後に、日本の安倍総理が6月に大阪で開催されるG20での日韓首脳会談の見送りを検討していることが発表された。日本は2分すら韓国と付き合う時間はないということだ。
これは、徴用工問題で何1つ対応もしない韓国政府に対して、戦略的放置が続いていることを意味する。多くの日本人は舐めた態度を取り続ける韓国に対して経済措置を発動すべきだと思っているわけだが、実は水面下では韓国切りが進行しているかもしれない。
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