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月額サービスを導入しているフィットネスジムが、従量課金を始める4つのメリット=シバタナオキ

メリット4: 本人確認認証を一括で

柿花: ちょっと忘れていたんですけど、僕たちのモデルってまず本人確認認証を取らないといけないんですよ。

シバタ: 会員になるのにですか?

柿花: ジムって各ジムごとに個人情報を書きますよね。いろいろと。でも、僕たちはアプリの中で個人情報をNupp1として取得します。そうすることで、各ジムが何か事故があったときや盗難などあった場合に提供出来ます。

シバタ: ジムは、ジムに来てフィットネスする人が誰かわかっていないと困るんですか?それはなんでなんで?何かあったときに困る?

柿花: そうです。事故があったときとかに絶対に必要な要素。なので、僕らはそれの確認を一括で取らせていただいて、各ジムにはどの方が今入っている。何かもし緊急になった場合には、その情報をご提供できるように。

シバタ: それ結構重たそうですね。本人確認をちゃんとやるっていう話は。

柿花: そうですね。なので、そこに関しては重たいんですけど、そこを一挙に引き受けることによって、ユーザーさんの利便性が高くなると思っています。あとは、各ジムごとに利用規約が違うんですよ。なので、ジムにORコード端末を置いているんですけど、QRコード端末を初回かざしてもらうと、各ジムの利用規約というのが出てきますので、それを同意してからスタートになります。

シバタ: なるほど。その辺のバックオフィスがシェアリングエコノミーならではの結構重たい話があるんですね。面白いですね。でも、さっきの話でサブスクリプションという非常に高いハードルがあるフィットネス業界の場合、サービスを発表してリリースしただけでユーザーからちゃんとフィードバックが来るというのは面白いですね。従量課金型がほしい人が結構いるということですよね。

柿花: そうですね。私たちも、たくさんお声をいただいて、サービスにニーズがあるということが確信できてきました。

シバタ: 面白い。ありがとうございます。まとめると、サブスクリプションってすごくハードルが高くて、一部のヘビーユーザーで本当に時間もお金もコミットする人にはいいんだけど、そうじゃなくてもうちょっとライトに使いたい人が使えないというケースがあって、そこが実は大きいんじゃないかっていう話ですよね。なので、従量課金かつシェアリングエコノミーみたいな市場がある。と。

Next: 従量課金アプリの成長余地を左右する、フィットネスの市場規模は?

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