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月額サービスを導入しているフィットネスジムが、従量課金を始める4つのメリット=シバタナオキ

フィットネス市場の市場サイズ

柿花: マーケットサイズの話をちょっとだけすると、大体日本のフィットネスの参加率って3.3%なんですよ。

シバタ: めっちゃ低いですね。

柿花: 5年連続3%台なんです。でも業界ではこの3.3%をどうにかしないといけないっていう傍ら、幽霊会員で儲かっている仕組みじゃないですか。でやると、結構せめぎ合いなんですよね。アメリカは17.6%です。

シバタ: アメリカ人、体が大きい人多いのにフィットネスしようとしていますよね。

柿花: これって、体鍛えておかないと、シバタさんもアメリカですけど医療費高いですよね。

シバタ: 高いですね。

柿花: 保険料とか医療費が高いのがあると思っていて。イギリスは日本より人口が低いと思うんですけど参加率は14%とかなんですね。会員数においても日本の2倍くらいなんですよ。マーケットサイズもそんなに小さくなくて、日本は2016年で4,500億円くらいあります。今は24時間ジムの進出などで6,000億のマーケットまで拡大しています。

出典:同上

出典:同上

アメリカは6倍くらい規模があるので、2.7兆円くらいあるんですけど。日本の参加率が本当にアメリカサイズくらいまで行けば、2兆円マーケットくらいになる予定なんですよ。ただ、アメリカは大体、月5,600円くらいが平均で、日本は1万1,200円が平均って言われているんですけど、これが半減するので、僕たちのサービスみたいなのが出てきて、アメリカくらいの通いやすい5,600円くらいまでの単価になると1兆円くらいまでのマーケットに広がるんじゃないかなと。

シバタ: この話も面白いですね。なんで日本はこんなに参加率は低いんでしょうか?

柿花: まず、入会金・月額費・継続縛りの問題は大きくあるとおもいますが、さらに深掘ると、日本の参加率が低いのって健康に対しての、必要性がまだわかっていない。なんで健康でないといけないのかっていうのは多分ないと思うんですよね。アメリカは保険の問題があると思うんですけど。日本は、保険料も医療費も安いから、必要に迫られていなくて、よりフィットネスとかワークアウトが身近ではない。気軽さがない。

まだ日本って「ワークアウト」ってなんなのかとか「鍛える」とはなんなのかっていうのが、ファッションほどは身近じゃないと思うんですよね。アメリカはそれができている。ファッションのように身近なものみたいなのがあるんです。

Next: いろんなアクティビティを試してみたいというニーズに応える

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