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河井夫妻、違法買収は官房機密費? 安倍政権の横暴ぶりに海外投資家の日本離れ加速=今市太郎

河井法務大臣は菅官房長官が後見人で安倍首相の手下

この河井法務大臣なる人物は、これまでそれほと目立った存在ではありませんでした。

菅官房長官が後見人を務めている同長官の秘蔵っ子だそうで、妻の案里氏を参院選に出馬させたのは、ライバル視する岸田政調会長派閥の議員を落選させるためだったという説があります。

また河井氏は、総裁外交特別補佐官を務めていたことから、トランプ大統領当選の時にも事前段階から地ならしをし、実際、2016年末の初会談にも同行するというかなり総理と近しい関係にあったことがわかります。

安倍首相が自らにとって目障りだった自民党の重鎮・溝手顕正氏を蹴落とすために広島の選挙区に案里氏を送り込んだという説もあり、陰謀論には事欠かない状況です。

1億5,000万円の資金はまさか官房機密費では?

ネット上では、この1億5,000万円が、本当に自民党から出たカネなのか?ということもかなり話題になっています。

たしかに、党の幹事長の采配でいかようにもなるとはいいながら、さしたる激戦材料もないままに特定議員の選挙にこれだけバイアスがかかった資金が投入されるとなれば、官房機密費でも使ったのではないかと疑われても仕方がない状況です。

モリカケからはじまって、贔屓の子分をさしたる能力もないままに大臣に次々登用。

子飼いのジャーナリストは逮捕を免れるように配慮し、桜を見る会は自らの政治活動にもっとも都合の良いように利用しまくり。

選挙となれば、これまた特定の議員に資金を集中投下となると、もはや先進国のまともな法治国家の体をなしていないのは、火を見るよりも明らかです。

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