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三菱UFJ銀行、従業員8000人削減方針。「大企業入社で一生安泰」神話はコロナで終焉

三菱UFJ銀行が、経済のデジタル化に伴い、業務の構造改革を加速させる方針を固めたと時事通信が伝えた。大量採用世代の定年退職による自然減に加え、新卒採用の抑制を進めることで、17年11月に発表していた6000人の従業員削減計画に上積みして2000人程度を減らし、17年度に約4万人いた従業員の2割にあたる8000人程度の従業員を削減する見通しだという。

日本経済新聞は、同社が人工知能(AI)の活用や店舗数の削減の実施により従業員を削減する方針であると報じているが、この報道に対しネットからは、「大手企業に入ったからといって、一生安泰だという時代は終わった」という声や、「コロナによって、本当に必要な人材が厳選される時代になってきた」という声が投稿されている。

また、ファインテック企業の台頭や電子マネー等の新しい金融システムの勃興により、銀行がいよいよビジネスの大転換期に入ったという見方も強いようだ。

「これから個人で稼ぐ力が求められる」「AIで効率化も進む中ぶら下がっていは生きていけない」「自分の市場価値の高め方が重要」と、企業のみならず働く個人も時代の変化に合わせて、あり方を変えていかなければならないのではないかという声が大半だ。新型コロナは私たちの働き方を否応なく変えていきそうだ。

Next: 「ぶら下がりでは生きていけない」企業人材は少数精鋭の新時代に?

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