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韓国の土下座外交に騙されるな。徴用工問題で日本に擦り寄る真の狙い

菅総理にもおべっかを使う文在寅大統領

それだけではない。14日に開かれたASEAN+3カ国のテレビ会議で、文在寅大統領と菅総理も出席したのだが、韓国の文在寅大統領が次のような不自然な挨拶をしている。

「尊敬する議長、各国の首脳の皆様、特に日本の菅首相、お会いできてうれしい」

いきなり菅総理に媚びを売るかのようのような挨拶に絶句した方も多いことだろう。こんな気味の悪い挨拶をするぐらいなら、さっさと元徴用工に韓国政府が金を出して解決しろ、と多くの日本人は思ったんじゃないだろうか。しかし、その方法を取れば日本に完全敗北したことになるので、韓国側はしないらしい。

先ほどの補填する案と大して金銭的に違いはないのだが…。

バイデン氏との電話会談では勝利宣言?

他にもバイデン氏との電話会談の時間で日本は10分(NHK報道だと15分)で、韓国14分だと韓国政府は自慢した。

しかし、日本よりも先に電話会談を取り付けたといいながら、日本より後で会談をしている。しかも、文在寅大統領はバイデン氏に媚びるために、彼が好きなアイルランドの詩人シェイマス・ヒーニーの「トロイの癒やし」を引用したりして時間稼ぎをしていたということも報道されている。

対して日本との電話会談では、バイデン氏は尖閣諸島への中国船の相次ぐ侵入を考慮して、日米安保5条適用などにも言及したようだ。時間・内容・順番でもすべて日本が上という結果に思えるが、韓国政府はなぜか優越感に浸っている。

そもそも一番大事なのは「内容」なのは言うまでもない。日本より先に電話会談をするといって、外相を訪米させるもバイデン陣営との接触はできず、無駄な対抗意識を燃やしたあげく、結局、日本よりも後回しにされたという。

日本への擦り寄りの狙いは「南北統一」

文在寅大統領の対応からは日本への擦り寄りが見られるが、その理由はいったい何なのか。

日本との関係を改善したいのでは?そう思った読者様もおられるだろう。しかし、実は違う。すべては「南北関係を正常に戻したい」という理由からである。

東京五輪の開催に際して北朝鮮側と接触して、平昌五輪のような南北合同チームを結成し、南北統一を目指すために東京五輪を利用したい魂胆が本音のようだ。

だから、訪韓した韓国議員は東京五輪を日韓で協力しようとかふざけたことまで言い出す始末。だが、日本人は覚えている。東京五輪が決まるまで韓国に執拗に嫌がらせを受けていたことを。どこまでも北朝鮮ファーストらしい。

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