(2)話す時の早さ
ふたつ目は、話す時の早さです。
「早口な人」はよく頭の回転が早いと言われています。 ポジティブな印象の時には「賢い人」という印象を与えますが、ネガティブな印象を与える時には「せっかちな人」に見えることがあります。
人によっては、会話の早さについていけず、早口の人と話していると疲れると感じる人もいるようです。
私たちのお仕事はどんな相手からも好感を持たれることが大切……ということで、話す早さを意識しています。
自分が話したいことがあったり、お酒を飲んで酔ってくると、声が大きくなったり、早口になってしまいがちですが…。
もし、自分が早口だと思っていたり、人から早口だと言われたことがあったら、自分が思ってるよりも「ゆっくり話す」ことを意識することで、早口は改善されます。
(3)会話の「間」の取り方
みっつ目は、間の取り方です。
人と会話をする時に大切なもののひとつに、「間」があります。
沈黙が苦手な人もいるかもしれませんが、「間」の取り方が上手い人は、会話している相手に安心感や安らぎを与えることができます。
間を取るのが上手い人は、会話と会話の「間」だけでなく、「相づち」「うなずき」「表情」まで意識をして表現しています。
そんな「間」の取り方が上手いなという人たちと出会い、私が真似をするようになり、今でも意識していることがあります。
それは、1対1や少人数で話している時の話している「相手の呼吸」です。
人は息を吸っている時は話をすることができないからです。なので、話している相手が息を吸っている時に自分が話すようにしています。
また、食事をしている時なら、相手が食べ物を口に入れた時や飲み物を飲んでいる時など、相手が話をすることができない状況の時に、自分が話すよう心掛けています。
そうすることで、相手が話すことの邪魔をすることがありません。
相手が話している時に被せて話すことは、話を遮ることに繋がり、相手を嫌な気持ちにさせます。