元国税が暴露する「限りなく黒に近い」税逃れ商品のカラクリとは?=大村大次郎

世界が震撼した「パナマ文書」問題で、多くの人が知ることとなったタックスヘイブンの存在。ところが日本国内にも、資産を海外に移さずとも堂々と「限りなく黒に近い」節税ができる「タックスシェルター」という手口があることはあまり知られていません。元国税調査官が配信するメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』では、富裕層が利用するそのタックスシェルターについて詳しく紹介しています。

富裕層と保険会社のWin-Win 法の抜け穴を突くタックスシェルター

税金が安くなる「租税回避商品」とは?

今回は富裕層がやっている節税策の紹介です。タックスシェルター」という言葉をご存じでしょうか?

タックスヘイブンという言葉は最近有名になりつつありますが、タックスシェルターというのは、聞いたことが無い方も多いでしょう。直訳すれば税の避難場所とでもなりましょうか。

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このタックスシェルターというのは金融商品のことです。その金融商品を買えば、税金が安くなるという「租税回避商品」なのです。もちろん、税務当局にとっては、「租税回避商品」を目の敵にしています。そう簡単に税金を回避されては、税の徴収ができなくなるからです。

が、租税回避商品というのは、巧みに税法の抜け穴をついてきます。税務当局も、歯噛みしつつも容認せざるを得ないのが、租税回避商品なのです。

なぜ金融商品を買えば、税金が安くなるのか? 普通の人にとっては、わけがわからない話でしょう。世の中には、いろんな悪知恵を持つ人がいて、こういうものも考えだされているわけです。

Next: 「保険」の形をとることが多い租税回避商品、そのカラクリとは?

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