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トランプ「あいつは何を考えてるんだ?」文在寅の失態で韓国経済が大ピンチに

トランプ大統領訪韓に対応した文在寅大統領は、1泊2日という短い滞在期間に、実に多くのネタを提供してくれた。韓国経済の将来は極めて暗い。(『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』)

※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2017年11月12日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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トラブルだらけの訪韓1日目

今回は「トランプ大統領の訪韓」の1日目について解説する。1泊2日という短い滞在期間ながら、非常に多くのネタを提供してくれた。しかも今後の韓国経済に深く関連するものである。トランプ大統領が韓国を訪れた11月7日のできごとについて、順を追って見ていこう。

11月7日(午後)トランプ大統領が到着

トランプ大統領は5日から12日間という長いアジア歴訪の最初の国として、まずは日本を訪れた。滞在期間は2泊3日である。

その間、安倍総理とゴルフをしたり、日米首脳会談など色々とあったが、トランプ大統領は日本のおもてなしを喜んでくれたようだ。その証拠として、トランプ大統領が日本を離れた後、安倍総理がトランプ大統領の訪韓への御礼をツイートしており、それをすぐさまトランプ大統領がリツイートした。

私は個人的に、トランプ大統領が食べたハンバーガーなどが気になった。1200円というお手頃価格もあり、そのニュース以来、提供した店に多くの日本人が訪れたようだ。

そんな上機嫌のトランプ大統領が2番目に向かった国が「韓国」である。だが、トランプ大統領が到着する前日から大規模な反米デモが韓国の各地で開催されており、裁判所もなぜかデモを許可したこともあり、反米集会は大いに盛り上がっていた。

220の団体からなる反米デモの数は数千人~数万人ともいわれており、正確な数はわからないが、とてもトランプ大統領の訪韓を歓迎した様子はない

だが、韓国政府は最大限の歓迎を考えたようで、それが文在寅大統領の「サプライズ」である。なんと、頼んでもいないのに在韓米軍基地に突如として文在寅大統領が現れ、トランプ大統領を出迎えたのだ。

お呼びでなかった文在寅大統領

このサプライズが今回のトランプ大統領の訪韓に花を咲かせるはずだったわけだが、文在寅大統領はとんでもない勘違いをしていた。

まず、トランプ大統領が在韓米軍基地に降り立ったのは、在韓米軍兵士たちを鼓舞して労うためだった。本来なら演説する予定だったようだが、文在寅大統領が現れては対応に追われてそれもできない。しかも、トランプ大統領の姿を韓国大統領府の広報が動画で撮影してSNSでライブ中継して、アメリカから撮影を止めるように警告された。それでも6分以上、中継されたようだ。

訪韓して間もなく、トランプ大統領は困惑した。予定していた在韓米軍基地の兵士たちとの握手や交流の時間を、邪魔される結果になったのだ。

さらに、米軍将兵とトランプが同席する昼食会にも勝手についてくる文在寅大統領。さらに、相席しようとして拒否される。もちろん一緒に移動しようとしたが、トランプ大統領の車への同乗も拒否される

このように、いきなり暗雲が立ちこめるトランプ大統領の訪韓である。どうして青瓦台(大統領官邸)で待っていなかったのか、米国は理解に苦しんだだろう。このサプライズで何もかもの日程が1時間も狂わされるという事態になった。それにも関わらず、文在寅大統領は1時間遅れで日程のすべてを決行するよう指示。これが、米韓首脳会議がわずか10分で終わるという結果に繋がるのだ…。

Next: わずか10分で終わった米韓首脳会議。困惑する韓国政府とマスコミ

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