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くず餅「船橋屋」社長の迷惑運転&ブチギレ暴言のドラレコ映像が大拡散。老舗再建&ファン拡大を果たした敏腕ぶりも一時の感情で水泡に帰す事態に

江戸時代からの歴史を持つ、くず餅などが有名な和菓子店「船橋屋」の渡辺雅司社長が、自らの信号無視が原因で事故を起こしたうえに、事故相手に対して理不尽にもブチギレてクルマを蹴るという暴挙を行ったとSNS上で暴露され、大きな話題となっているようだ。

取沙汰されている動画だが、事故に巻き込まれた側のクルマに搭載されていたドライブレコーダー映像のようで、有名インフルエンサーである滝沢ガレソ氏に持ち込まれて、明らかになった模様。

動画には、渡辺社長が乗っていた高級外車・ベントレーが急に左手から現れて衝突する瞬間から、停止した車から出てきた渡辺社長とみられる男性が「どっからお前出てきてんだ、この野郎」などと凄みつつ、事故の責任を相手に押し付けるような物言いをしているところ、さらに最後には渡辺社長が車を蹴っている音と、事故発生時とその後の生々しい状況が映し出されている。

老舗和菓子店を再建した敏腕で知られた存在だったが…

東京都内に数店の直営店を持つほか、関東各地のデパートや駅ビルなどの商業施設内での販売、さらにオンラインショップでの販売も手広く行うなど、都内近郊にお住いの方のみならず甘党の間では広く知られている船橋屋。

いっぽうで、創業から数えること8代目となる現社長の渡辺雅司氏だが、旧・三和銀行勤務を経て家業を継ぎ、老舗の伝統は守りつつも現代的な人事評価制度の導入や若手の抜擢などで、旧態依然だったという組織を刷新。就職希望者が殺到する人気企業に成長させたという、いわば敏腕社長である。

さらに多くの新製品の開発により、若い女性を中心にファン層を拡大したことでも知られ、これまで経済誌などでも多く取り上げられるなど、いわば会社の顔的存在でもあったのだが、今回はそのことが逆に仇となり、迷惑運転にくわえ暴言・器物破損の主として面が割れることに繋がったようだ。

SNS上では今回の不祥事発覚を受け、やはり「元祖くず餅」で有名な同店だけに「クズ社長」との誹りの声が溢れる事態に。

さらに滝沢ガレソ氏のツイートによれば、氏の元には日頃の渡辺社長が行っていた問題行動を告発するDMが、現従業員や元従業員からチラホラ届いているとのことで、船橋屋や渡辺社長を巡る騒動は、この一件だけでは終わらない可能性も出てきている。

会社は「到底容認できるものではない」と謝罪も…

ドライブレコーダーの普及で、その悪質な行為が明るみになる機会が格段に増えた迷惑運転の類。

今年6月には、アイリスオーヤマの社名やロゴが描かれた社用車が、横断歩道の前で一時停止をしていた車を路肩から抜き去る様子が映ったドラレコ映像が、SNS上で大拡散。騒動を受けて、アイリスオーヤマ側が謝罪する事態となったのも記憶に新しい。

【関連】アイリスオーヤマ社用車の“栃木走り”に批判殺到、横断歩道前で停止中の車を路肩から抜き去る。関電工など急増する「社名を背負って無法行為」の残念な人たち

さらに先月には、ダスキンの営業車が赤信号を無視して横断歩道を直進し、横断中の児童らに危うく接触しそうになったところの映像が、同様にSNS上で拡散。こちらも社による謝罪に追い込まれるなど、いわゆる会社の看板を背負っている状況下でも、その手の行為に及ぶ不届き者が後を絶たないといった状況である。

会社にとっては、自社社員によるいわば“自滅行為”とあって、たまったものではないというのが正直な面持ちだろうが、今回の船橋屋の件に関しては、社員どころか社長自らがイメージダウンとなるような行為を働いてしまったとあって、まったくお話にならないといったところ。

そんな今回の騒動を受けて船橋屋は27日夕方、公式サイト上にて「弊社代表取締役社長の交通事故に関するインターネット上での書き込みについて」との文章を掲載。今回の件をおおむね事実だと認め「弊社としても到底容認できるものではない」と謝罪するとともに、相手方との和解・示談はすでに成立していると報告。「今回の件を厳粛に受け止め、今後の処遇及び再発防止策の検討を進めて参ります」と記している。

社長への処分の有無は記載されてなかったものの、船橋屋としてはこの謝罪でもって騒動の幕引きとしたいといった思惑か。ただ和菓子店といった客商売ともなると、その客から持たれる印象が何よりも重要なのは言うまでもなく、事故を起こしてしまったことはともかく、まるでヤクザのような口ぶりや相手の車を蹴るという暴挙といった行為が、200年以上もの歴史を誇る同店のイメージにどう響くのか、大いに案じられるところである。

Next: 「くず餅買っても従業員には還元されずに…」

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