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「2023年は経済最悪」海外著名アナリストは総悲観。来たる超インフレを“FIRE”で乗り切るための100のヒント=菅下清廣

世界の著名なアナリスト達は、米国経済のハードランディングは避けられず、インフレと動乱の10年が始まると予測している。米国株は中間選挙の結果によっては、大暴騰もありえるが、そこか最後の大天井となるでしょう。我々は、このビックチェンジが起きる時代を生き抜くために、FIREの技術を学ばなければいけません。(『菅下清廣の”波動からみる未来予測”』菅下清廣)※この記事は音声でもお聞きいただけます。

【関連】死ぬまで働かされる人生から脱出!「経済の千里眼」菅下清廣氏の新著紹介

※本記事は『菅下清廣の”波動からみる未来予測”』2022年10月10日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:菅下清廣(すぎした きよひろ)
国際金融コンサルタント、投資家、経済評論家、スガシタパートナーズ株式会社代表取締役、立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。ウォール街での経験を生かした独自の視点で相場を先読みし、日本と世界経済の未来を次々と的中させてきた「富のスペシャリスト」として名を馳せている。「経済の千里眼」との異名も。著書に『今こそ「お金」の教養を身につけなさい』ほか多数。

著名アナリスト達の警告

連休中、YouTubeやブルームバーグ(Bloomberg)の動画を色々見た。

例えば、世界最大のヘッヂファンド“ブリッジウォーター”の創設者で、大富豪のレイ・ダリオの動画とか、2007~2008年の住宅バブル崩壊、サブプライムローンショックを予見した著名なエコノミスト、ヌリエル・ルービニ氏のインタビュー記事など。

レイ・ダリオは言う。

「人々は過去10年の金融緩和の時代に慣れてしまっていて、次の10年も同じことが続くと考えがちだが、世の中は10年毎に変る。今回も次の10年は、過去の10年と全く違う世界になると予測している」

つまり、金融緩和、低金利の時代から金融引き締め、高金利、インフレの時代が始ろうとしている。

米国金利はさらに上がる。

2023年には、4.5%あるいはそれを上回るだろう。その場合、株価は高値から20%は下がると予想している。

彼は「今は1932年から1945年と同じことが起っている」と言っている。

ルービニ氏もFRBがハードランディングを起こさずに、2%のインフレ率を達成するのは「ミッション・インポッシブル」だと述べている。

裏返して言えば、FRBが今後さらなる利上げを続ければ、ほぼ間違いなく米国金融市場のハードランディングが起こると予測している。

もしハードランディングが現実のものとなれば、S&P500種は30%も下げる可能性があると予想している。

また、ルービニ氏は、2022年末から米国をはじめ、世界的に「長く、厄介な」リセッション(景気後退)に突入し、23年いっぱい続く恐れがあるとも予想している。

底入れが見通せない米国株

10月10日のNYダウは、93ドル安の2万9202ドルで終っているが、直近安値の9月30日の2万8715ドルを今後下回ってくる可能性が高まっている。

なぜなら、短期波動で見ると、今回の株価上昇の出発点は週足ベースでは、2020年3月23日のコロナショックの安値1万8591ドルです。

そして2022年1月4日に3万6799ドルで当面の天井を形成。

その間、1万8208ドル上昇。

この上げ幅の3分の1押しが3万ドル近辺。

現在その水準を下回ってきているので半値押し水準の2万8000ドル近辺が安値メドです。

なので今後、前述の9月30日の安値2万8715ドル近辺で底入れして2番底形成となるか、あるいは、2万8000ドルというフシ目の床、下値支持線をも割り込んでくるかによって、当面の米国株価の行方が大きく左右されます。

前述のルービニ氏の言う、ハードランディングが起こればNYダウも3万ドル近辺から30%も下落するかもしれません。

つまり、2万1000~2万2000ドルくらいまでの厳しい下げが起りうるということになります。

どちらにしても、レイ・ダリオやルービニ氏をはじめ、ウォール街の専門家たちは、米国株式市場はすでにベアマーケット(弱気相場)に突入、いつ、どのくらいの水準で株価は底入れするのか誰にも分らない。

手探りの状況が続いていると言える。

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