日米ともに動乱の時代へ
一方日本の株式市場の方は、日銀の大規模金融緩和が続いているにもかかわらず、米国株価に連動して連日下げている。
10月11日も日経平均株価は、なんと714円安の2万6401円で引けている。
株価の波動から見ると、日経平均株価は、今年の最安値3月9日の2万4681円にむかって落下、2番底を形成しそうな動きとなっている。
まぁーここまではやや専門的な話となりましたが、要は日米の株価はともに底値模索。
私は、日本の株価が米国株にいつまでも連動して下落を続けるはずがないと思っている。
日本は欧米のような8%、9%という高いインフレ率になっているわけではないし、ロシアの脅威に直面しているわけでもない。
しかし、コロナ感染拡大という100年に一度のパンデミックが世界を襲っている。
またロシアがウクライナに侵攻して、核兵器使用の可能性も浮上している。
もしロシアが戦術核兵器使用すれば、米国も黙ってはいられないだろう。
それこそ第3次大戦のリスクが高まる。
それに加えて、レイ・ダリオが言うように、過去の10年間に経験したことがないような、猛インフレ、高金利の時代に入ろうとしている。
ひと言で言って2022年は世界と日本が動乱の時代に突入しつつある。
生活防衛術のためのFIRE
そんな時代にひとりひとりが、いかに生活防衛すべきか?
目前の米国株価は大きく下げたり、戻したりという大波乱の展開が続いていますが、11月の米国中間選挙の結果で、マネーの流れが変る可能性もあります。
FRBの断固たる利上げ、金融引き締め策がオーバーキルとなって、いずれ批判されるようになれば、人々はインフレ退治よりもリセッション(景気後退)を心配するようになる。
少しでもインフレ率が和らぎ、金利上昇にピークアウトの兆しや期待が生まれれば、再び米国株の大暴騰もありうる。
そこが米国株価の大天井となって、バブル崩壊、動乱の時代の序幕となるでしょう。
2022年はそのような大変化、ビックチェンジの始まりの年です。
そこで、この連休に見つけた読者の皆さんへのオススメの本。
とくに女性や若い世代の方々には参考になる。
帯に、入ってくるお金で暮らす「ライトFIRE」100のヒントとある。
今後、誰もが求めるモノは、FIRE(Financial Independence, Retire Early)、経済的自立と早期引退です。
その4ページ目に「お金と時間の関係」を考える
金融資産
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これは以前から私が皆さんにお話していることで、ビジネスパーソンなら、まず年収1年分の預貯金、できれば2~3年分の金融資産を持つことをオススメしてきました。
1年分なら約400~500万円、3年分なら1200~1500万円、2~3年間お金に困ることのない額です。
この目標を達成することがFIREの出発点です。
この本はその出発点と目標達成のやり方を分りやすく解説しています。
来たるインフレ、動乱の時代に私からのメッセージは「めざせ!FIREです。」
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※本記事は『菅下清廣の”波動からみる未来予測”』2022年10月10日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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- 経済の千里眼 菅下清廣の“波動から見る未来予測” Vol.223〜続、ウクライナ侵攻と海運株の行方(3/14)
- 経済の千里眼 菅下清廣の“波動から見る未来予測” Vol.222〜ロシアのウクライナ侵攻と海運株の行方(3/7)
『経済の千里眼 菅下清廣の“波動から見る未来予測”』(2022年10月10日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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