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セブン、今度はおにぎりへの“海苔の詐欺印刷”疑惑が浮上。いっぽうでセブンカフェの量が減っているとの報告も噴出中と相変わらずのケチケチぶり

セブンイレブンが一部おにぎりの包装に採用していた“海苔っぽく見える印刷”が、ここに来て大きな波紋を呼ぶ格好となっている。

取沙汰されているのは、今年5月下旬から6月上旬ぐらいまで、北海道内のセブンイレブン限定で販売されていた「炭火焼室蘭風やきとり」おにぎり。パッケージを正面から見ると、おにぎりの背後に海苔が付いているように見えるが、実際開けてみるとそういう色・質感のプリントがされているだけだったという。

この件に関して一部メディアが取材した記事によれば、この商品は北海道内の鉄鋼や炭鉱の町と連携したキャンペーンの一環として発売したもので、この“海苔のような”パッケージは“石炭や鉄をイメージした柄”だったと、セブン側はコメントしているのだという。

「セブンならやりかねない」との反応が大勢

販売されていた時期が2か月ほど前、しかも北海道限定だったということで、当時はさほど話題にならなかったこの件。

SNS上のインフルエンサーなどが取り上げたことで、ここに来て時間差で取沙汰されることとなったのだが、そもそもセブンイレブンといえば、この手の“粉飾疑惑”には事欠かないといったところだ。

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代表的なところでは、お弁当やパスタなどの容器の“小型化”“底上げ”“底絞り”などにより、見た目の割には中身が少ないといった商品の濫造、なかでもバナナミルクなどのドリンクにおいては、パッケージに飲み物と同じ色の着色を施すことで、見た目よりも内容量が少なくなっている……といった“カラクリ”が、大いに話題になったこともあった。

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また最近ではフルーツサンドが、断面からみると果物がギッシリだが中身はスカスカだといった報告が、ここに来て再び相次いでいるよう。このように、ぶっちゃけ“客騙し”と言われても仕方のないような事例には事欠かないだけに、今回の件もたかだか“海苔の有無”といった細かい話だとはいえ、「セブンならやりかねない」という怒りや呆れる反応が噴出しているのだ。

そのうえセブン側は、この“海苔っぽく見える印刷”に関して、先述の通り“石炭や鉄をイメージした柄”と説明しているようなのだが、これに対しても「食品のパッケージに石炭や鉄をイメージしたもの使おうとはしないわな。普通」「最初から言い訳を考えてやがる」「純粋に子供が間違えて食べそう」といった様々な異論が出ており、かえってセブンへの疑念が増すといった格好となっているようだ。

相次ぐ「セブンのコーヒーの量が減った」との声

いっぽうで、このところセブンイレブン関連で大いに取沙汰されているのが「セブンカフェのコーヒーの量が最近見るからに減ってるのでは?」といった声だ。

実際、セブンがコーヒーの量を最近減らしているのかどうかは不明なのだが、仮にこっそりと量を減らそうとするのであれば、以前のセブンならカップをあらかじめ小さいものを用意するなど、何らかの策を講じて来そうなところ。

ただ、値上げすることがかなり憚られた過去とは異なり、最近は原材料高騰が凄まじいとあって、どの企業も値上げがいわば当たり前となり、また消費者もそのことを諦め半分でそれを容認しているといった状況。それだけにセブン側も、以前のような小細工を弄する必要はなしといった判断になったのでは……といった穿った見方もできそうである。

消費者からすれば、あの手この手のテクニックで騙されてしまうサイレント値上げの類も嫌だが、そんな小細工すらせずにただ単にしれっと量を減らされるというのも、また気分が悪いといったところで、「減らすぐらいなら値上げしろ」といった声も少なからずあがっている状況のようだ。

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