やがて「ガリバートンネル」が社会問題化、規制強化も!?
さらに、お金持ちと普通の人の違いは、家を1分の1サイズで建てるか、20分の1サイズで建てるかの違いになるかもしれません。
最初の頃は「おまえんち、ガリバートンネルついてるのかよ~」って小学校でいじめ問題が発生するかもしれません。場合によっては、あだ名が「ガリバー」とか「ミニチュア」になる可能性すらあります。
ということで、
2.所得格差が顕在化し社会問題になる
ことが予想されます。
そうこうしているうちに、ガリバートンネルが装備された家々が増えてきます。すると問題になってくるのは、隣の普通サイズの家による日影です。東京のように隣地ぎりぎりまで家を建てていると、どうしても日当たりは悪いのですが、国は住環境を守るために、一応日当たりなどを考慮した高さ制限などを設けています。しかし、それは普通サイズの住居の話。
ミニチュアサイズの住居にとっては、普通の一戸建ても高層ビルのように巨大な日影を造り出します。ミニチュアサイズの家の住人は、隣の家に対して日影規制などを要求してくる可能性があります。なんせ、1軒の家が建つ土地に20軒のミニチュアサイズの家が建つので、多数決だとミニチュア組の圧倒的な勝利です。第一種ミニチュア住宅専用なんてものが、数の論理で作られるかもしれません。ということで、
3.ミニチュア住宅が市民権を得て規制を動かす
ことも考えられます。
そうこうしているうちに、ミニチュア住宅に住む人に不幸がふりかかります。巨大なゴキやネコによる襲撃事件、子どもが蹴ったサッカーボールの衝突など、小さくなって生活していると思いもよらない不利益が生じます。
そこで国交省は、ミニチュア住宅のサイズ規制に乗り出します。これまでは20分の1サイズまで小さく、安くできたものが、せいぜい3分の1くらいのサイズになります。要は外的要因にさらされても危険が小さいサイズまでということです。それに伴い、これまで建てられた20分の1サイズの住宅は、既存不適格になります。ということで、
4.ミニチュア住宅のサイズ規制と20分の1サイズの既存不適格化
なんてことが起きるのです。巨大なネコに襲われるなんて、考えただけでも怖いですので、この規制はさすがに必要かなと思います。
ということで、現代科学では今のところ不可能な「どこでもドア」の影響や、「ガリバートンネル」がついた家について考えてみました。
『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』(2016年11月21,22日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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