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【堀江貴文×井戸実】ホリエモンも興奮「これからは天ぷら2.0の時代」

メルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』も大好評な、ホリエモンこと堀江貴文さん。そんな堀江さんの人気YouTubeコンテンツ『居酒屋ホリエモンチャンネル』に、メルマガ『<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ』の著者で「ステーキけん」の経営者としておなじみの井戸実社長がゲストとして登場しました。第1回目の和牛と日本酒第2回目の寿司職人の話題に続き、最終回となる第3回目は和食の王道「天ぷら」について。新しい流れが始まりつつある、と堀江さんが興奮気味に語る「天ぷら2.0」とは?

“天ぷら2.0”の時代がやってきた!

堀江:あとは、最近だと天ぷらがすごいよね。今は“天ぷら2.0の時代だよ。

井戸:またまた……そんなの聞いたことないけど(笑)

堀江:ほら、「たきや」ってあるじゃない。……要は今までの天ぷらって、それこそ茅場町の「てんぷら みかわ」みたいな伝統的な天ぷら屋さんと、ニューウェーブの天ぷら屋さんがあって。その「たきや」はニューウェーブの天ぷら屋さんなんだけど、“断面萌え”なんですよ。例えば、和牛を大葉で巻いたやつを揚げて、半分に切って断面を見せるとか。あとは海苔で巻いたウニを揚げて、半分に割って断面を見せるとか……。

寺田:よくインスタで見る気がします。

堀江:あれって「たきや」の発明だったと思う。そもそも天ぷらって、インスタ映えしないもん。

井戸:中身わかんないからね。

堀江:天ぷらって、寿司業界みたいにしがらみがそんなにないし。それに天ぷらって家庭でも作れるじゃん。家で握り寿司はあんまり作らないけど、天ぷらは揚げるじゃん。だから世の中のイメージとして、そんな高級な天ぷら屋さんってほとんど知られていない。だから「みかわ」みたいな店って、数店舗しか存在しない。だから、なんて言えばいいんだろう……「温野菜が始まる前のしゃぶしゃぶ屋さんのような状況?

堀江貴文氏

堀江貴文氏

井戸:……あぁ、なるほどね。

堀江:温野菜」で西山さんが反省してたのが、「しゃぶしゃぶを毎月食べる習慣を持ってるのは、港区の一部の人だけだったんだ」ってことで、そこから“月一回は家族でしゃぶしゃぶ”っていう習慣を作るのに10年以上は掛かったって。確かに昔だと、家族でどこかに出掛けるかっていう時に「焼肉!」とか「お寿司!」っていうのは出てくるけど、「しゃぶしゃぶ!」っていうのは……。

井戸:確かにそうですよね。

寺田:最近は「しゃぶしゃぶ!」って出るかもしれないですけどね。

井戸:でもあの時、「牛角」がバーンと「温野菜」を出した時に、社内中はみんな「温野菜」が大好きで、「絶対売れる」「いい業態だ」って言ってたんだけど、でもやっぱり大変だったんですね。今でこそ定着したけど。

堀江:そう。今でこそなんだけど、当時はしゃぶしゃぶを食べる習慣が無かったから、みんなの選択肢に入んなかったと。そこに最近やっと天ぷらのたきやが高級天ぷらという業態を確立したのよ。で、「成生」とかさ「くすのき」とか、そういうのも出てきて。……あと、最近はリッツカールトン出身の料理人が天ぷら屋作ったのよ。

井戸:あ、そうそう。南青山の……。

堀江:まさみつ」ね。

井戸:「まさみつ」行きました? まだ行けてないんですよ。

堀江:行きました。名刺代わりのウニが……。

寺田:わー、おいしそーう。

井戸:コレを揚げてくれると思ったら、テンション上がりますよね。

堀江:この人は、「照寿司」のワタナベさんの後輩なんだって。そうだ、彼が言ってたんだ。「素材は全部直接仕入れてる」って。小さいどんこ椎茸があるんだけど、大きくなる前の椎茸なの。こっちのほうが、味が濃くて美味しいんだけど、それまでは流通してなかったんだって。白身魚の粕漬の天ぷらを俺、初めて食ったけど最高

寺田:食べてみたーい。

堀江:これは美味い。でも、そんなにお客さん入ってないから、まだ。あとはフキノトウを開いて……。

寺田:すごい。これはインスタ映えですね。

堀江:いや、結構センスがイイのよ。で、素材はみんな直接仕入れてると。そして、なぜか最後に冷製のタイカレーが出ると。

寺田:確かに天ぷらって熱々でずっと来てるから冷製がいいんでしょうね。

堀江:そういうことです、“天ぷら2.0”って。

寺田:確かに、まだまだ行きそうですよね。海外の人も天ぷらって興味あるだろうから。

井戸:そうなんですよ。僕自身、大量消費時代に対しての商売とかっていうのに、なんか疲れちゃって。だから、堀江さんがやってるWAGYUMAFIAでの活動とかを見てると、言いたくないですけど「羨ましいな」って思うんですよね。

堀江:井戸ちゃんもやればいいじゃん。

井戸:やればいいじゃんって簡単に言うけど(笑)、一応持ってるものがあるので、この持ってるものをやっぱりね、手放すわけにはいかないですし。

堀江:でも、WAGYUMAFIAはすごいよ。あの広さで、月商ずっと1000万超えてるの。

井戸:どこどこ?

堀江:西麻布

井戸:西麻布のあそこで? へー。

堀江:2月は1500万ぐらいいったって。

井戸:嘘でしょ? それはすごすぎるんですけど。

井戸実氏

井戸実氏

寺田:え、2月に驚いてるっていうのは……。

井戸:日数も当然一年で一番少ないし、特に今年の2月は飲食業界ではホントにひどい2月だったんですよ。

堀江:ちょうど神戸ビーフのチャンピオン牛の会を立て続けにやって……。

井戸:でも、あそこは特殊ですもんね。

堀江:特殊って言うけど、世界中の富裕層の数を考えると、まだまだ供給は足りてないと思うよ。和牛はとにかくまだまだ安い。だって、チャンピオン牛の個体今年は800万ぐらいだよ。牛のランクは、去勢が一番ランクが高いのよ。で、最高ランクを取ったものを、我々が一昨年・去年と落札したんだけど。それでも800万ぐらいだったから。

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井戸:マグロと比べたら安いですよね。

堀江:全然安いよ。

井戸:それにマグロは獲ってくるだけでしょ。牛は3年ぐらい育てて、初めてそのサイズにして、売るわけじゃないですか。

堀江:子牛買ってきて育てるわけよ。それで普通の牛なら200万~250万、よくて300万とかで売れるわけじゃん。でも、800万でもまだ安いんじゃない。

井戸:それで商売できるんですか?

堀江:だから一人当たり13万円を……。

井戸:だからそこでしょ?(笑)

堀江:でも、そういう商売を求めている人はいるわけじゃん。来年ぐらいからチャンピオン牛が話題になると思うよ。「今年は1000万超えました」みたいなニュースが出てくると、多分みんな絶対食いたがるはずだよ。

(この対談の完全版は、堀江さん、または井戸さんのメルマガにご登録いただくと読むことが出来ます。この機会にぜひご登録ください)

撮影:上岡伸輔


……と話の尽きないお二人ですが、対談は今回で最終回です。堀江さんがブログでは書けないとっておきの情報を毎週月曜日にお届けしているメルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』のご登録はコチラから。また「ステーキけん」の井戸社長が毎週水曜日に発行するメルマガ『<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ』のご登録はコチラ。この機会にぜひご登録してみてはいかがでしょうか。まだまだ続くお二人の熱いトーク、6月中にお二人のメルマガにご登録いただくと今回のトークのフルバージョンを全文お読みいただけます。ぜひご登録をご検討ください。

対談の第一回はコチラ。『【堀江貴文×井戸実】ひと箱5万円もするカツサンドが売れる理由』

対談の第二回はコチラ。『【堀江貴文×井戸実】美味い寿司を握るのに、長い下積みなんていらない』

堀江貴文のブログでは言えない話
堀江 貴文(SNS株式会社ファウンダー)
経済情報から芸能界の裏話までブログに書きたいことは山ほどあるんだけど、タダで公開するのはもったいない、とっておきの情報を書いていこうと思っています。私に質問のある人はメルマガに記載されているメールアドレスに返信ください
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<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ
著者/井戸実
神奈川県川崎市出身。寿司職人の修業を経て数社の会社を渡り歩く。2006年7月にステーキハンバーグ&サラダバーけんを開業。レストラン訪問記やQ&Aが充実のメルマガは毎週水曜配信。
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