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PayPal導入でどれぐらい売上は上がる? イケアほか大手が次々と採用するワケ=シバタナオキ

PayPalは今でも非常に速いスピードで成長しています。その要因を分析するとともに、なぜ世界中のeコマースサイトで使われているのか?を解説します。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2018年7月19日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:シバタ ナオキ
SearchMan共同創業者。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 博士課程修了(工学博士)。元・楽天株式会社執行役員(当時最年少)、元・東京大学工学系研究科助教、元・スタンフォード大学客員研究員。

なぜ世界中のECサイト・店舗が導入するのか? 成長の理由を分析

いまなお急成長中

今回は「PayPal」を取り上げたいと思います。過去にも何度か取り上げたことがありますが、PayPalは今でも非常に速いスピードで成長しています。

今日の記事では、その成長スピードの要因を分析するとともに、PayPalがなぜ世界中のeコマースサイトで使われているのか?という点を詳しく見ていきたいと思います。

はじめに2018年1月から3月期の決算を見てみましょう。
※参考:PayPal Q1-18 Investor Update(PDFファイル)

取扱高はYoY+27%と急成長

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PayPalの中で最も重要なKPIを1つ挙げろと言われたら、取扱高になるでしょう。

取扱高はYoY+27%の$132B(約13兆2,000億円)と、規模感、成長率ともに申し分ないペースで成長しています。

また、個人間送金は50%も伸びており、全体の取扱高の23%に相当する規模にまで成長しています。その中でも「Venmo」はYoY+80%の成長で$12.3B(約1兆2,300億円)の取扱高を誇るまでに成長しています。

特にモバイルとクロスボーダー取引を中心に急成長

今回からより詳細なセグメント情報が公開されているので、詳しく見ておきましょう。

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はじめに、モバイルでの取扱高がYoY+52%で伸びており、全体の取扱高の37%を占めるまでになっています。

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次に、国をまたぐクロスボーダーの取扱高もYoY+30%で伸びており、全体の取扱高の21%を構成するまでに大きくなっています。

これらの数字から、PayPalの中でも特に伸び率が高いのはモバイルとクロスボーダーだということがご理解いただけると思います。

Next: イケアほか、世界の名だたる企業が次々とPayPalを導入している

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