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「賃貸住宅に入居できない…」高齢者になってから人生が詰むとき=牧野寿和

価格高騰で都内の家を買うのが難しい昨今、「ずっと賃貸で暮らす」と考えている方も多いはず。しかし、今はよくても高齢になってから人生が詰む危険があります。(『【人生の添乗員(R)】からのワンポイントメッセージ』牧野寿和)

プロフィール:牧野寿和(まきの ひさかず)
ファイナンシャルプランナー、牧野FP事務所代表。「人生の添乗員(R)」を名乗り、住宅取得計画やローンプラン、相続などの相談業務のほか、不動産投資、賃貸経営のアドバイスなども行う。著書に『銀行も不動産屋も絶対教えてくれない! 頭金ゼロでムリなく家を買う方法』(河出書房新社)など。

「高齢者には部屋を貸さない」そんな大家さんの言い分とは?

入居できるかどうかは大家さん次第

生涯「賃貸住宅」で暮らすと、考えている人もいるでしょう。

確かに、毎月の家賃さえ支払えば、家の修繕費や固定資産税などを支払うことなく、お子さんが独立すれば夫婦にあった間取りの住宅に引っ越すことも容易です。

ただひとつ大きな問題があります。それは、民間の賃貸住宅の大家さんは高齢者に部屋を貸したがらないということです。

今回は、高齢者になってから賃貸住宅を借りる問題点についてお伝えします。

何歳から賃貸住宅を借りづらくなる?

民間の賃貸住宅を借りる場合は、必ずしも何歳からが高齢かという取り決めがあるわけではありません。

もっとも、入居の契約をするときに1年間賃借するとか5年間賃借するといった定期借家契約を結び、その年数を決めてその期間が過ぎたら退去してもらう契約はあります。

しかし、何歳になったら退去してくださいという契約を結ぶことはできません

言い換えれば、単に入居を希望している方の年齢だけで入居を断るのは、賃貸住宅の持ち主や、大家さんとかオーナーの考え方次第なのです。

なかには、入居を希望する人が50代後半でも入居を嫌がる大家さんもいます。そして、60~70代になると多くの大家さんは契約を断る場合が多いです。

また、賃貸を仲介する不動産屋さんによっては、相談に行った段階で断られることもあるようです。

ひょっとすると、そのようなときに人生で初めて高齢者と呼ばれる年齢になったことを実感することになるのかもしれません。

Next: 高齢者の入居を断る3つの理由とは?「賃貸派」を待ち受ける大きな試練

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