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はじめての「タイ不動産投資」で損をしないための考え方~物件購入から賃貸、売却まで

タイの不動産売買(中古編)

リノベーション物件はどうなっている?

前ページで解説したプレビルド物件は、正直、良い物件がなかなか出ないというのが本音です。私も探しているのですが、いかんせん価格が高い……。

さて、そこで私も気になっているタイの中古物件のお話です。私は日本で中古物件を持っていまして、賃貸に回しています。リノベーション物件ですね。相場もわかっていますし、あとはやり方だけ、ということで、ありがたい話で借主の方は長年変わらず借りてくれています。

そんな手法がタイでも通用するのか?という思いでいろいろと調べました。その結果は――正直、タイの場合は外国人が中古物件に手を出すほど市場が整備されていない&質が悪い……これが現状です。

しかし、例外もあります。いわゆるリセール物件(新古物件)という形や高級ホテルなどで、これは当然のことながら手を出してOKだと思います。ただし、このような物件はだいたいが割高です(前述の通り、プレビルドから徐々に値を吊り上げていたり、高級ホテルの場合は対象物件の正味価値が判別できるため高めに設定されている)。

とは言っても、安く仕入れてリフォーム&リノベーションして利回りをよくするという日本で通用する手法をあくまでも貫き通したい!という強者がいることも事実です。

ただ必ず下記の前提を確認しておいてください。これが正直なところの実態です。

  1. 物件の質は日本と比較すると悪い
  2. 現地の工事会社も日本と比較するとレベルは低い
  3. 管理・運用も日本と比較すると整備されていない

もちろん高級仕様で作られて、いわゆるビンテージマンションと言われるくらいの物件もあります(総じて割高)。

非居住者が手を出す物件は正直ないですね、私が見てきた中では。何よりも物件の手入れとかではなく、(3)の運用部分が一番怖いです。特に中古物件となると、管理できるイメージが正直ないです。

以前にあった例ですが、中古リノベーション物件を在タイの日本人が購入されて、管理など面倒くさかったので知り合いの会社に任せたそうなのですが、客付けもしてくれないわ、勝手に人を泊まらせるわ、で不動産投資というよりタイ人のマネジメントの方が難しいと愚痴を言われていました。

新築物件であれば売却も視野に入れて、というのがあるのでしょうけど、中古物件の場合はどうしても値段を叩かれてしまいます。

個人的には、タイ非居住者がタイの中古物件を購入するには、

  • 現地語がきちんと話せる
  • 現地に定期的に行ける
  • 現地に信頼できる会社が3つ以上ある(リスクヘッジのため)

という人くらいしかできないのではないかな、と思っています。それくらい中古の場合トラブルが多いです。もちろん成功している例もありますが、かなり稀と思ってください。あと、セカンドハウスとして購入する場合は上記の限りではありません

万が一、中古物件で良いものがあって、購入を悩んでらっしゃるのであれば、一度ご相談ください。信頼できる現地企業をご紹介できると思います。

と、少しネガティブに書いてしまいましたが、タイの中古物件に手を出すというのは、それくらいの気構えの方が良いかなと思います。

さて次ページはいよいよ「タイの不動産売買(売却編)」です。不動産投資でも株でも何でも「売却」して初めて利益や損失が確定します。タイの不動産における「出口戦略」の考え方とは?

Next: 出口戦略なくして投資の成功なし!タイの不動産売買(売却編)

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