ミシガン州では財政赤字が急激に増加し、税収を上げるためにマリファナ合法化を提案したところ賛成多数で可決されました。今回は、その背景について解説します。(『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』)
※本記事は、『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』2018年12月17日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
マリファナ合法化で、子供達に良い環境を残そう
ミシガン州で娯楽用マリファナ合法化が賛成多数
ミシガン州では貧困化が進み、州財政は財政赤字が急激に増加。そのため、マリファナ合法化をして税収を上げようと、提案したところ、賛成多数となったそう!
ミシガン州は、米国中西部地域では初のマリファナ完全合法化の州となった。
2018年11月6日の州民投票で、マリファナが21歳以上の成人の娯楽用に使用しても良いと言う事が決まった。これまでは医療目的での使用が認められて来たのが、娯楽目的の使用も認められたのだ。
疾病からの苦痛緩和目的のマリファナ使用が合法化されたのは10年前であった。
マリファナ支持者達は、過去10年間の経験や最近の他州での合法化が、今回の投票結果に勝利となって結びついたと考えている。
出典:Michigan to be 1st Midwest state to allow recreational pot ‐ FOX6 TV SCHEDULE(2018年12月2日配信)
これで、11の州およびコロンビア特別行政区が娯楽用途のマリファナの使用を認めたことになる。ただし、ミシガン州の場合、マリファナの使用は、自宅ないしは他の人の自宅内のみで、それ以外の場所では使用禁止である。
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