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最凶の韓国労組が黙ってない?造船業首位の現代重工業、3位の大宇造船を2.5兆ウォンで買収へ

造船業トップの現代重工業が、3位の大宇造船を2.5兆ウォンで買収するとの報道が出た。実現すれば、2位のサムスン重工業の2倍の規模となる造船会社が誕生する。(『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』)

※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2019年2月4日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

主張が激しい労働組合と折り合いはつくのか?大宇造船の今後は…

トップ企業が、3位を飲み込む?

今週は予定を変更して、現代重工業が大宇造船を買収するという驚くべきニュースを紹介したい。

まず予備知識として、韓国では「ビッグ3」と呼ばれる造船会社がある。上から順に、現代(ヒョンデ)重工業、サムスン重工業、大宇(デウ)造船海洋となっている。

その1位の現代重工業が、3位の大宇造船海洋を2.5兆ウォンで買収するというのだから、韓国の造船業界にとっては大きな出来事といえる。もっとも、そこまで各メディアの扱いは大きくないのだが…。

しかし、これは私も以前から述べていたことであるが、韓国に大きな造船会社は3つもいらないということだ。1つか、2つにした方がいい。

しかも、大宇造船海洋は近年の韓国造船危機で企業構造を再編中であり、買収するなら「今がお買い得」というやつだ。

少なくとも現代重工業の方が技術は上だと思う。本当に、大宇は使い物にならないというか、大宇財閥グループ自体が落ち目な気がしている。

最凶の労働組合が反発する?

さて、報道されているニュース詳細を紹介したい。

産業銀行は先月31日、現代重工業と大宇造船海洋の買収合併(M&A)に関する条件付き了解覚書(MOU)を結んだ。産業銀行の李東傑(イ・ドンゴル)会長はこの日、記者懇談会を開いて「産業銀行が大宇造船海洋の保有株式55.7%すべてを新設される造船統合法人に現物出資する計画」と明らかにした。

出典:韓経:現代重、大宇造船の買収に最大2.5兆ウォン投入 – 中央日報(2019年2月1日配信)

この合併は大宇造船の保有株式を半分以上持っている産業銀行が進めたようで、実際はサムスン重工業も誘ったそうだ。でも、サムスン重工業は検討すると述べただけにとどめたようだ。

まあ、大株主というかほぼ持ち主の産業銀行が決めたことなので、大宇造船海洋がこの買収に反対するのは難しいのだが、忘れてはいけないのが韓国には最凶の労働組合が存在するということだ。

当然、労組は買収されたらリストラされる可能性もあるので、反発するだろう。実際、ロイターにはそういう記事が掲載されていた。

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