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不人気銘柄が注目されないのはなぜ?利益を上げているのに人気化しない9つのワケ=炎

花形銘柄だけに人気が集中

売りは出来高を見ながら利益確定、売り上がり、時間分散。買いもボトム圏と想定しての2~3回の時間分散というのが基本的な投資スタンスと言えます。

基本的にはそうであってもなかなか実践は難しいものですが、敢えてボトムを買おうとせず、トレンドや出来高を確認しながら人気化の直前で投資することも一考の余地あり。ほれこんだ銘柄は、なかなか手放すのが大変ですが売りも基本は時間分散と言えます。

過熱感が出るまで待つスタンスでしょうが、長期に人気離散が続いた銘柄の人気化場面での売りがなかなか難しいものです。

時に見切りも必要ながら、せっかくの上昇場面でいかにリターンを上げるのか、投資家の経験と力量が問われます。

戻り相場を展開中の株式相場ですが、ボトムから2か月を経過した現在でも動きそうにない銘柄が山のように存在する株式市場です。低PER、低PBR、高配当利回り銘柄が不人気なのが現在の株式相場の特徴でもあり、限られた資金での運用のためか人気の花形銘柄が一部に偏っている二極化相場の展開が見られます。

そうした銘柄とは対極にある、実体の価値からは割安感があっても株価が見向きもされないまま低迷状態となっている不人気銘柄こそ面白いのではと、先日あるベテラン投資家は私にその見落とされた投資ポイントを調べてほしいとの依頼がありました。

そのベテラン投資家はなかなかAIだとか創薬ベンチャーだとかテーマ株、時流に乗りそうな銘柄にはついていけないとしていますので、キャッシュリッチで株式市場での評価の低い銘柄にコツコツと投資するスタンスのようです。

ベテラン投資家の銘柄リストにはかつては大化けした平田機工<6258>やSBSHD<2384>などが入っていましたが、現在ではそれらはなくなりテノックス<1905>、ウエスコHD<6091>、協立エアテック<5997>、ヤマト<1967>などが残っているようです。

うーん、たしかにいずれも評価が低い。何でまたそんな動きそうもない銘柄に関心を持っておられるのか…。これについては今は内緒にしておきます。いずれわかる時がくるかと思います。

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