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PayPay第1弾キャンペーンは大成功、ヤフー決算書からわかる他社も真似すべき理由=シバタナオキ

ソフトバンクとヤフーがタッグを組んで行ったPayPayの100億円キャンペーン。今回は、2018年12月にスタートした第1弾キャンペーンの結果を振り返ってみたいと思います。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2019年3月7日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:シバタ ナオキ
AppGrooves / SearchMan共同創業者。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 博士課程修了(工学博士)。元・楽天株式会社執行役員(当時最年少)、元・東京大学工学系研究科助教、元・スタンフォード大学客員研究員。

ヤフーの決算説明資料から顧客獲得コストを算出すると…

Q. PayPayの100億円キャンペーン、顧客獲得コストはいくら?

A. 顧客一人当たり約2,500円。Fintechサービスとしては極めて低いレベル。

QRコード決済という全く新しい決済手段を普及させるために、ソフトバンクとヤフーがタッグを組んでインパクトの大きいキャンペーンを展開しました。あまりにも早くキャンペーンが終了し、テレビなどでも大きく取り上げられたのでPRの効果は大きかったと思いますが、キャンペーンの結果はどうだったのでしょうか。

ヤフーの2018年10月-12月期の決算資料から振り返ってみたいと思います。

※参考:ヤフー株式会社 2018年度第3四半期決算 プレゼンテーション資料

今回の記事とは関係ありませんが、ヤフーの決算資料はこれまで「四半期ごと」の数字を公開していたのに対し、今回から四半期の「累計」の数字のみスライドに入るようになっており、非常に分かりにくく読みにくい決算資料になってしまっています。

「累計」の数字を開示するのが悪いというわけではありませんが、「四半期ごと」の数字を決算資料スライドからわざわざ外すようなことをするのは、スピードが早いインターネット業界ではあまりよろしくないことだと個人的には思っております。

アメリカの上場企業の決算を見ればわかりますが、会社ごとに異なる会計年度に基づいた「累計」の数字だけを開示している企業というのは、ほぼありません。

四半期単体での数字を読みやすく開示する方が、投資家に親切だと思います。

Next: 実際に、今回のキャンペーンはどのくらいの効果があったのか?

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