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トヨタ自動車、中国の一部工場再開はアリなのか?肺炎収束前の再開にネットで物議

日本経済新聞が報じたところによると、17日午前0時(日本時間同日1時)時点で、新型肺炎での中国本土の感染者は7万人超、死者は1770人にも達した。前日と比較し、感染者は2048人、死者は105人増加した。累計感染者数は7万548人にもなるという。

しかし、トヨタ自動車は本日17日、春節以降稼働を停止していた中国の一部工場での生産再開に踏み切った。日本経済新聞共同通信によると、トヨタは中国企業と設立した合弁会社を通じ計4工場を運営しているが、今日再開したのは吉林省長春市と広東省広州市の工場で、18日に天津市の工場を、24日に四川省成都市の工場を再開予定としている。

また在宅勤務や自宅待機している従業員もおり、人手が限られていることから、春節前の半分程度の生産台数を見込んでいる。3つある生産ラインのうち、1つしか立ち上げられていない状況だという。

日本経済新聞によると、トヨタは当初、各工場の営業再開を今月3〜4日に計画していたが、感染拡大の影響で2度にわたり延期していた。

今日の再開に合わせて数千人がバスやスクーターで出勤したが、一人ひとり検温を行ったり、敷地内に入る車のタイヤを消毒したりなどして、厳戒態勢の中でスタートしたという。

同社の豊田章男社長は「様子を見ながら安全第一でやっていきたい」と述べているが、ネットからは「従業員を守る意思はないのか」「収束のめども立っていないのに再開するとはブラック企業だ」「自国の社員の命より中国の意向に従ったのか」「上層部は従業員を使い捨ての駒程度にしか思っていないのか」という批判の声が上がっている。

日本でも社員の感染リスクを恐れ、在宅勤務を推奨する企業が出てきているところだ。電車では皆がマスクをし、戦々恐々としながら出勤している。

この状況下で中国での生産再開に踏み切ったトヨタは、「従業員の健康よりも、得られる利益に重きをおいた」と思われてしまっても仕方がないのかもしれない。

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