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「大暴落は全値戻しさ!」何も疑わず株を買い漁る米ミレニアル世代の末路は?=藤井まり子

「バフェット指数」は近いうちの大幅調整を予告している

一方、弱気派の代表は、知る人ぞ知る「バフェット指数」を信奉する人々や、ジョージ・ソロスなどの古株たちです。

ウォーレン・バフェットが編み出した「バフェット指数」は、バブル崩壊や大幅調整を予知するうえで大変優秀な指数としてつとに有名で、信奉する専門家は多いです。

すなわち、「一国の株式市場の時価総額がその国のGDPを上回ったならば、暴落や大幅調整は近い」とする指数です。この「バフェット指数」で、ウォーレン・バフェットは、2001年の“ITバブル崩壊”を予想できました。

そして今、「バフェット指数」は「今のアメリカ株式市場では、(2018年1月並みの)大幅調整が近い」と警鐘を鳴らしています。

夏枯れの8月は「秋の大暴落」の兆候か

今のグローバルな株式市場は、サマーラリーで沸きに沸いています。

しかしながら、過去を振り返ると「8月は用心すべき月であった」という例がとても多くなっています。8月は、金融史上最も物騒な事件が起きた季節の「前触れ」になることが多い月なのです。

1929年・1987年のウォール街暴落の前哨戦、1997年のアジア金融危機、1998年のロシア危機、そしてもちろん2008年のリーマン・ブラザーズの破綻の始まりなどなどです。

夏枯れの8月こそ、油断してはいけない季節なのかもしれません。

さらにさらに、新型コロナは風邪の一種なのですから、秋になれば「感染爆発」は必至だと思われます。スペイン風邪の時も、「第2波」は秋とともに襲いかかってきました。

「感染爆発」が起きれば、マーケットのセンチメントは急速に悪化します。

かくして、 強気派(大きな調整も起きることなく、バブルが形成されていく派)と、弱気派(大幅調整は近い派)が真っ二つに割れて対立する、「8月のコロナマーケット」となっています。

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【要注意】資産形成および投資は、必ず「自己責任」でお願いします。この記事は藤井まり子の個人的見解を述べたもので、当メルマガ及び記事を読むことで何らかの経済的及び精神的被害を被ったとしても、当方は一切責任を負いません。

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image by:KeyStock / Shutterstock.com
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藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』(2020年8月18日号)より一部抜粋、再構成
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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