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ヴァン・ヘイレン訃報も米国株はJump?大統領選よりも米議会選に期待する=高梨彰

世界的ロックスターのエディ・ヴァン・ヘイレン氏の訃報に寂しい気持ちです。株価は「Jump」させてきたトランプ本人のツイートによって急降下。大統領選の行方は怪しくなってきましたが、同時に行われる米議会選では株価の「Jump」が期待できます。(『高梨彰『しん・古今東西』高梨彰)

※本記事は有料メルマガ『高梨彰『しん・古今東西』』2020年10月7日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:高梨彰(たかなし あきら)
日本証券アナリスト協会検定会員。埼玉県立浦和高校・慶応義塾大学経済学部卒業。証券・銀行にて、米国債をはじめ債券・為替トレーディングに従事。投資顧問会社では、ファンドマネージャーとして外債を中心に年金・投信運用を担当。現在は大手銀行グループにて、チーフストラテジスト、ALMにおける経済・金融市場見通し並びに運用戦略立案を担当。講演・セミナー講師多数。

世界的ロックスターの訃報

ギター小僧にとっても、70-80年代ロックに思い入れが深いファンにとっても寂しいニュース、エディ・ヴァン・ヘイレンの訃報です。闘病が続いていたようですが、6日に65歳の生涯を終えました。

彼が属するバンド、ヴァン・ヘイレンといえば、デビッド・リー・ロスがヴォーカルの『Jump』や、サミー・ヘイガーが加入しリリースした『Why can’t this be love』がまず浮かびます。どちらもイントロから惹きつけられる曲です。特に『Jump』のイントロは、ヴァン・ヘイレンを知らなくても誰もが「あーっ」となるはず。キーボードでコード(和音)を奏でるだけなのですが、それだけで楽しい気分になります。

ギター小僧の一人として、ご冥福をお祈りいたします。

株価を「Jump」させて落としたトランプ

市場では、株価がJumpしたかと思えば、Jumpさせた本人が一声(1つのツイート)で株価をズドンと落しています。無論、トランプ大統領のツイートです。

NYダウ 15分足(SBI証券提供)

NYダウ 15分足(SBI証券提供)

トランプ大統領は、彼が属する共和党と野党民主党との間で、コロナ対策予算に関する折衝を続けています。共和党が1.6兆ドル規模の予算を主張する一方、民主党は2.2兆ドルの予算を求めています。

米議会は上院が共和党、下院は民主党が多数を占める「ねじれ」状態です。そのため、両党の交渉が予算成立には不可欠。今回も「交渉は進展」との声を頼りに、株価も値上がりしていました。トランプ大統領も「早く進めて」と催促していたはず。

しかし、昨日、しびれを切らしたのでしょうか、「交渉打ち切って」とツイート。「民主党支持の週向けに無駄な予算を付けても仕方ない」とか何とか言っています。

NYダウは200ドル高から一転して375ドル安、あっという間に600ドル近く下がってしまいました。

選挙対策なのでしょうが、これがどんな対策になるのか、よく分かりません。もともと唐突な発言が多い人ながら、米中交渉時のような「ディール」の雰囲気が感じられず、本当に突飛な思い付きなのではと疑うばかりです。

Next: 迫る大統領選投票日。同時に行われる米議会選挙で株価は「Jump」する?

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