fbpx

コロナ医療崩壊で迫る命の選別。高齢者・下級国民はどう自己防衛する?=今市太郎

どうすれば生き残れるか。真剣に考える時間帯に突入

1月末から始まった新型コロナウイルス感染騒ぎは、どこの国でも広範に国民を疲弊させ、その感染状況の報道に麻痺を起こし、とかく自分だけはかからないという正常化バイアスを加速させているようです。

11月の3連休の行楽地や繁華街の人出は、完全にそうした国民の感覚を反映した状況と見えます。

ただ、もはやコロナは市中感染していることは間違いありませんし、次々とワクチンの開発報道がなされ、株式市場だけ見ている人はすでにコロナは終焉したかのような錯覚に陥っているように見えます。

しかしワクチンが本当に長期的に効力を発揮するかどうかはまったくの未知数で、決して安心できる状況ではありません。

たとえ新型コロナに感染しなくても、他の病気が起因で病院のお世話にならざるを得ない危機的事態に直面すると、救急医療の危機でトリアージの巻き添えを食うリスクが極めて高くなりそうな気配濃厚です。

真剣に考えるべき自己防衛策

それでは、いったい我々はどうすればいいのでしょうか?

まず考えられるのは、とにかくコロナを含めて、病気にならない最善の努力をすることが重要です。

「そんなこと当たり前の話だろ」と言われるかもしれません。しかし、とにかくここからの3か月、春がやってくるまでは、無闇に病気にならない、ケガをしない、迂闊に人出の多いところに出向いて感染しないといった、極めてノーマルな行動を継続することが命を守る最善の策ということになりそうです。

また、ひとたび感染で重篤な状況になる、あるいは他の病気で救急搬入が必要になった時を想定して、自らが住んでいる都道府県、市区町村の医療体制がどこまでひっ迫しているのかを、あらかじめ正確に把握しておく必要もありそうです。

どこに住むべきか、改めて考える段階まで来ている

誤解を恐れずに言えば、今大阪などに暮らしているのは、それ自体がリスキーでクリティカルな状況であるということを認識する必要がありそうです。

その他の地区でも同様のリスクが顕在化するのは間違いなさそうで、国や行政を批判してみても直近では何も変わりませんから、より主体的な自己防衛策を考えることが重要になりそうです。

Next: 自己防衛は必須。平穏なお正月を迎えられるとは限らない

1 2 3 4
いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー