ネットを駆使して、住所不明の気になる不動産物件を「特定」する方法=姫野秀喜

物件情報を見ると、たまに住所の番地や号まで書いていないことがあります。そんなときでも、業者に連絡せずに物件の住所を特定する方法があります。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)

プロフィール:姫野秀喜(ひめの ひでき)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。

悪用厳禁!インターネットを駆使して住所不明の物件を探すコツ

住所不明の物件がある

レインズ(不動産業者が使う物件情報管理システム)で物件を検索していると、物件資料に詳細な住所(番地、号)が書かれていないものがあります。この現象は、特に東京23区内の物件で顕著です。

埼玉や千葉や神奈川などの物件情報の場合、多くは住所の詳細(丁目、番地、号)が記載されています。それに対して東京の物件は、5~6件に1件の割合で住所不明な物件資料に出くわします。

また、傾向として中小業者の物件資料は細かく住所が書いてあるのに対して、大手の物件資料には住所の詳細が記載されていないことが多いです。

住所がわからない場合、相手の業者の営業時間内であれば、電話して確認すれば9割くらいの確率で住所の詳細を教えてもらえます。ただ、1割くらいの確率で、担当が不在とか、すでに買付けが入っているとか、そういう理由で住所すら教えてくれない場合もあります。

そういう時、私はとある方法で物件の住所を特定していました。夜中や業者の定休日、盆や正月など業者に連絡が取れない時などにも同様です。

とある方法とは、インターネットを駆使して探し出すということです。これにはちょっとしたコツがありますので、それについて今日はくわしくお話しします。

インターネットで住所を特定するコツ(難易度1~2)

インターネットで特定するといっても、それほど難しく考える必要はありません。あくまでスタートは物件情報です。

マイソクにせよ、らくまちや健美家などの一般サイトにせよ、物件情報には住所を特定するヒントが隠れています。

<難易度1:物件名が書かれているパターン>

まず、1番簡単なのが、住所は書かれていないのに「物件名が書かれている」パターンです。結構な確率であるのですが、住所は隠すのに、なぜかマンション名やアパート名などの物件名は載せているんですよね。

これは、グーグルマップで検索すれば1発でヒットします。ごくたまに、物件名が直近でモダンな名前に変更されていてグーグルマップでは引っかからない場合もありますが、たいていはこれで住所を特定することができます。

なお大手業者でいえば、R社やL社などの資料はこのパターンが多いです。

<難易度2:地図が書かれているパターン>

物件名も住所も書かれていないけれど、物件資料に地図が載っていて、ピンポイントで物件の所在を示しているパターンです。

そのままでは住所は特定できませんが、グーグルマップでそのエリアの地図を表示して5分くらい探せば、おおよそ特定できます。

この場合、物件資料に掲載されている「地図の中の特徴的な建物」を目印にします。例えば、近くに学校があったり、大きな公園があったりすれば、その学校や公園と物件との位置関係や道路のつながり方などを見て場所を特定します。

ある程度場所がわかったら、グーグルマップを最大限まで拡大し、グーグルストリートビューで物件の前面道路からの映像を見ます。その映像と物件資料に載っている、アパートやマンションの写真が同じことがわかれば、その物件の住所も完全に特定できます。

Next: 難易度3:外観写真のみ掲載されていて住所がわからない

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