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この春、お得な決済手段はカード二刀流+スマホ決済!プロが選んだベストな組み合わせ4種。注目の最新カードとポイント還元率を上げる裏技も=岩田昭男

「メイン+サブ+スマホ決済」4つの実例

ここからは、ライフスタイルに合わせて最適なクレジットカード2枚+スマホ決済の組み合わせを、具体的なサービス名を挙げて解説していきます。

<(1)よくコンビニを使う人向け:ローソンPonta プラス + リクルートカード + au Pay>

ローソンの近くに引っ越してきた若者におすすめの組み合わせです。ローソン店舗を拠点に、クレジットカードとQRコード決済を利用することで、「Pontaポイント」でたくさんお得が取れるパターンです。

メインカードは「ローソンPonta プラス」、サブカードは「リクルートカード」の二刀流。スマホ決済は「au Pay」がおすすめです。

メインのローソンPontaプラスは、昨年11月から一般利用で還元率が0.5%から1%にアップ。ローソン店舗では16時から23時59分まで毎日2%の高還元を受けられますから、Pontaポイントが効率よく貯まります(こうなるとメインカードとしても十分活用できますね)。

もう1つのリクルートカードは、還元率1.2%で「リクルートポイント」が貯まり、これを「Pontaポイント」と交換できます。リクルート系のウェブサイトだけでなく、特定の電子マネーにチャージしてもポイントが付きますからお得です。

加えて、au Payでも「Pontaポイント」が貯まりますので、すべての支払いの還元を同じ「Pontaポイントにまとめられます。

<(2)コロナ禍でも電車通勤の人向け:ビューゴールドプラスカード + JREカード + Suica>

JRでの通勤を利用して「行きと帰り」でポイントをどっさり貯めたい人におすすめ。貯めたポイントをSuicaにチャージして、さらに得することも可能です。

メインのビューゴールドプラスカードは、Suicaへのチャージで他社カードの3倍となる1.5%の「JREポイント」が貯まるほか、チケットや定期券購入などJR東日本関連の買い物で優遇されます。

サブのJREカードは、JR東日本管内の駅ビルの買い物で「JREポイント」が3%還元となりますから、会社帰りにターミナルの駅ビルに立ち寄り、OLならコスメや小物、夕食の惣菜を買うだけでも効率よく「JREポイント」を貯めることができます。

スマホ決済にはSuicaを入れます。2枚のクレジットカードで貯めた「JREポイント」を、次々にSuicaにチャージして、電車に乗ったり、全国のコンビニや一般の店で買い物しましょう。

2021年7月からビューカード・Suica・えきねっとの周りが大リニューアルされます。ビューゴールドプラスカードでSuica定期券を購入すると、ポイント8%還元になるとのこと(現在は1.5%)。このほか7月のリニューアルでは、ビューゴールドプラスカードが大化けすることがハッキリしましたので、年会費は1万1,000円かかりますが、今回はあえて紹介しました。

<(3)セキュリティ重視の人向け:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードDigital + dカード + デジタルカード(スマホ)>

「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードDigital」は、日本初のナンバーレスカードです。券面にはカード番号、有効期限、セキュリティコードが一切なく、スマホのアプリ「セゾンPortal」に収納されます。

そのため、買い物の時に他人からの盗み見を防ぐことができて安心です。カードを申し込むと、最短5分でスマホにデジタルカードを発行してくれて、すぐにクレジットカードを使いたい人のニーズに応えてくれるのもありがたいところです。

QUICPay加盟店で利用すると、通常1,000円で1ポイントの永久不滅ポイントが、6倍(6ポイント)貯まります。1ポイント5円相当とした場合、還元率が3%になります。そこで、貯まった永久不滅ポイントは、支払いに充当することもできますが、それよりも「dポイント」への交換がさらにお得です。

サブカードでドコモのdカードを選べば「dポイント」も利用できて、QUICPayが使えない店でもクレカで支払えるので大変に便利です。

Next: 巣ごもり派におすすめの組み合わせは? 今や工夫しないと損する時代

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