政治と神社本庁の関係は「集票力」次第
世間で言われるほど集票力は、今の神社本庁にはないと分析する人もいます。それでも、政治家にとって「人が集まる」組織は魅力的ですからね。
この「土地ころがし」問題で、全国の神社が離脱してくことになれば、集票や機動力にも大きな影響を及ぼすのではないでしょうか。
「選択的夫婦別姓」問題は象徴的で、世論はおおむね賛成が多数を占めているにもかかわらず、一向に前に進まないのは、法律を決める多数の議員を持つ政権与党自民党が動かないからです。
もし、その動きに変化が表れたとしたら、日本会議及び神道政治連盟との関係が微妙になってきたと思って良いのでしょうかね。
要は“金目”ですか。金の切れ目が縁の切れ目、票を運べなくなったら関係は終わり……ということですかね。
もちろん、すべての政治家に理念や信条がないと言っているわけではありません。一部の人だとしても、政治における「思想」とか「理念」って、一体何なのでしょうね。
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2021年5月9日)
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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