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「諦めたらそこで試合終了ですよ」。暴落を続ける米国株に現れた“買い場”を示す3つのシグナル=まーしー

WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)で株式市場が反転するポイントについて書いている記事がありました。私の意見と通じる部分もとても多いので、記事の要約と現在の暴落局面に、どのように望むべきか、私の考えをお伝えします。『まーしーによる米国株投資で億のほそ道』)

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※本記事は有料メルマガ『『まーしーによる米国株投資で億のほそ道』2022年12月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:まーしー@米国株投資家
大人気Twitter「まーしー@米国株投資家」の発信者。Twitterフォロワー数は53,000人。著書である「33歳で年収300万円台でも 米国株投資で爆速1億円 」で米国株投資人気に火をつける。有料メルマガ『まーしーによる米国株投資で億のほそ道』では、個別株投資家向けの爆益狙いの投資情報を現在進行系で配信中。

株価で割安の判断をするな

WSJの記事で、株式市場の反転に言及する記事がありました。そのポイントが私の考え方に共通していましたので、シェアしたいと思います。

私が保有しているような成長株は最高値から50%を超えて暴落しているものが多くあります。相場のトレンドを重視する投資家であれば売却衝動に苛まれるでしょうが、これらは既に悪材料が出尽くしている可能性があります。しかし常々発信していますが、今後さらに一段の株安となることは十分に考えられます。

そもそも株価が高値から99%大暴落したからといって、該当する株は安全でしょうか?違います。そこからさらに99%株価が下がることはあり得ます。つまり、株価を尺度として「割安」だと判断することなどできないということです。

よって、「株価が下がったから逆張りのタイミングに相応しい」ということは、いかなる状況においても間違っています。私が述べる悪材料出尽くしは「株価」についてではないことに留意してください。

買い場に現れる共通のシグナル

さて、WSJによる同記事内では買い場の共通シグナルとして次のことを指摘しています。

・「全てが一斉に悪化する」
・「誰もが同じ意見だが、誰にも分からない」
・「どんなバブルもはじける」

なかでも特に共感したのは「誰もが同じ意見だが、誰にも分からない」です。

例として、記事内では下記2点を挙げています。

・2022年の米中間選挙で実現しなかったレッドウェーブ(共和党の圧勝)
→広く予想しされていたより民主党が善戦した。

・コロナ禍に伴う2020年の米景気後退
→わずか数カ月で終了するとは誰も予想していなかった。

特に2020年初めのコロナ禍初期の株安は記憶に新しいです。連日のようにサーキットブレーカーが発動し、多くの投資家が「S&P500指数に連動するETF・投資信託」までもを手放しました。それらは優良な資産運用先だと分かっていたはずなのに、深刻かつ後戻り不可能な景気後退が訪れると予想したからです。

予想は当たらず、大暴騰した米国株

結果はご存知のとおり、その後2年に渡って株価は大暴騰しました。底値で手放した投資家はその後ビッグウェーブに完全には乗り切れなかったことでしょう。
このように幅広いコンセンサスは常に疑ってかかる必要があるということです。

Next: 誰もが景気後退するという意見だが、未来は誰にもわからない

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