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カネを配れば解決?誰も株式会社“岸田”に投資する気にならない現状。支持率も出生率も上がるわけがない当然の理由=角野實

マーケットの短期的視野

しかし、今年の場合、2月に0.25の利上げはほぼ確実になっていますので、金利は11月から5月、8月まで下げるものですが、短期的には2月2日にむけて上昇するということがわかります。

ただし、それは大きなダウントレンドの中での戻り、という意識でいなければいけません。金利の需給は住宅ローン、そして物価の動向などが決定要因になります。そのほか、アメリカの債務上限問題もあります。これは国債の新規発行がおそらくあまりされないという意味になります。

いろいろな点がありますが、名目金利であるFFレートを0.25上昇させるのはほぼ確定しているわけですから、金利は上昇するのでしょう。

問題はそれがいつから起こるか?です。

住宅指標は弱いのですが、住宅ローンが下げ止まり兆候を示している。政府債務上限というのは、国債の新規発行の抑止につながります。新規の政府の資金調達がないということは金利下落原因、と考えることができます。

こういうことを考えると目先、はっきりとしているのはFFレートの上昇ということだけであり、根本的には金利は押し目買いになる公算が高いということです。

そして「ドル × 金利 = ドルインデックス」とお話をしていますが、そのドルは雇用で、雇用は継続支給者が若干増えていますが、全般は強いわけです。ドルはしっかりして、金利でわかっているのはFFレートだけ。そう考えると、いつまでも外資の0.5破り売りで、円高と言っている場合でもないでしょう。

しかし、長期で見れば、金利は下がるのですから、円高でしょうね、ということになります。ドル安傾向で、株価や資源などが大きく下がるか、という問題です。ここに需給が加わり、買う人がいなくなると急落するのです。ないしは去年が基準価格になるのですから、去年の価格が下がっているところが、今年も下がるポイントになります。

説明している私がこれでわかったかな?と思うのですから、まだ難しいと思います。ですから、何度も説明していきますので、ご安心ください。

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角野實のファンダメンタルズのススメ 角野實のファンダメンタルズのススメ 』(2023年1月23日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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