今週は、日銀会合とFOMCのある水曜日が山場です。昼ごろに日銀会合の結果が公表、翌早朝3時にFOMCがあり、3時30分からはイエレンFRB議長の定例記者会見が始まります。(『【勝率8割以上!?】毎日配信、よく当たるFX為替レート予想』斉藤学)
今週は水曜日以降で大きく相場の流れが変わる可能性も
ポイント
- 日米株とも売りが継続
- ドル円は102円付近で底堅く推移
- 米10年債利回りが1.694%へ上昇
- VIX指数(恐怖指数)は落ち着く
- 全体的には日銀会合とFOMC待ち
- 月曜日は東京市場が敬老の日で休場
- 火曜日に豪RBA議事録が公表
- 水曜日に日銀会合の結果が公表
- 木曜日早朝にFOMCとイエレンFRB議長の定例記者会見
- 木曜日に米新規失業保険申請件数が発表
- 木曜日は東京市場が秋分の日で休場
- 通貨ペア等の予想は変更なし(週前半)
株安だかドル円は底堅く推移
FOMCを前にポジション調整が入り、株式市場は週明けから下落しました。
一方、米利回りが上昇したことで、ドル円は102円付近で底堅い推移が続いています。
米10年債利回りも1.694%へ上昇しており、全体的にはドル高の地合いです。
ただ、VIX指数(恐怖指数)は15.37ポイントへ低下し、極端なリスク回避の動きは収まりつつあります。

米10年債利回り

VIX指数
水曜日の日銀会合とFOMCに注意
今週水曜日の日銀会合は「総括的な検証」を行うとされていますが、同時にマイナス金利の拡大についても言及がありそうです。
ただ、FOMCを前に追加緩和を行うかは未知数です。
木曜日早朝は3時からFOMCで政策金利が発表、直近の米経済指標が極端に弱くなってしまっているためほぼ据え置きと見てよさそうです。
初動はドル安と予想しますが、3時30分からイエレンFRB議長の記者会見があり、年内利上げを示唆する発言があれば再びドル高となる可能性もあります。
いずれにせよ、水曜日はマーケットが大きく動くため注意が必要です。

原油(日足)
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