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本当はボロボロの米国経済。景気悪化の「兆候」を示す3つのデータ

景況感がわかるデータ

さて、ここ最近のいろいろな事象やデータのスナップ・ショットを紹介します。

<(ア)地区連銀のGDP予測>

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2月1日に5.4%、2月6日に4.0%、2月9日も4.0%、2月14日も4.0%のままでした。前述の私の知人たちに見せたいものです。そして、2月1日時点で5.4%であると知ったとき、あなたは信じますか?と聞きたいものです。さらに、2月14日時点で現在は4.0%になっていると知ったときに、あなたは信じますか?と。

もしその答えがぶれるようであれば、自分の基本的な考え方を持っていないことになります。

<(イ)スイスの三角チョコ(昔のもの)>

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これは日本でもみかけますね。昔は口にほうばるのに便利なように1個ずつ割って食べていたのです。割りやすいように割れ目(山と山の間のスリット)は入っていました。

<(ウ)スイスの三角チョコ(現在のもの)>

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それが今や、なんと無残にもスリット幅の方が大きくなり、山は痩せ細ってしまいました。主婦は、このような変化を敏感に感じます。デフレ、デフレと囃し立てているが、これは物価上昇だ! インフレだ!とね。

このような、好ましくない変化が起きている時には、自らが考えることが重要です。

他人の意見を信用しない。自分で調べ、多数の意見を聞き、自分自身で納得できる答えを出すことです。

Next: これを見ても好況と言えるのか。金融当局が注目する景気指標

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