近い将来「世界的な規制」が入る
仮想通貨は、昨年までは商店街で使われる商品券に毛が生えた存在だったので、大目に見てもらえていただけです。
本質的には通貨としての機能を備えていないし、通貨でなくても実態経済の足を引っ張っています。そして、金融政策に影響を与える規模になってしまった以上、規制が必要かどうかは常識で考えればわかることでしょう。
仮に、今回のG20で議論されなくても、近い将来なんらかの規制が入るでしょう。
もし規制がかからないまま走り続けたら、中央銀行の金融政策は崩壊し、実体経済に深刻な打撃を与える存在になってしまうでしょう。
「出る杭は打て」です。芽を摘むのは今のうちなのです。
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2018年3月8日)
※太字はMONEY VOICE編集部による
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