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アマゾン、時価総額でグーグルを抜き世界2位へ! その成長力の秘密とは?=シバタナオキ

サブスクリプションセグメントはYoY +47%

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次に、Amazonプライムを中心にしたサブスクリプションセグメントを見てみます。

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サブスクリプションのビジネスだけで、四半期あたり$3.2B(約3,200億円)を売り上げる、異常に大きなセグメントになっています。YoY+47%と、成長率も申し分ありません。

決算資料の中に、以下のようなコメントがありました。

More new paid members joined Prime in 2017 than any previous year — both worldwide and in the U.S.

アメリカ国内でもそれ以外でも、2017年の1年間で新規にAmazonプライムに加入したユーザー数は2016年よりも多かったという事実が記載されています。

Amazon announced that the Prime Video app is now available on Apple TV in over 100 countries. Prime members now have more ways to stream award-winning and critically-acclaimed titles, including Amazon Original Movies and Prime Originals.

またAmazonプライムと言えば、送料無料の配送サービスだけではなく、最近ではプライムビデオと呼ばれる有料動画サービスも提供していますが、こちらは世界100カ国で主要なテレビ番組や映画だけではなく、Amazonオリジナルのタイトルも提供され始めているとの記載があります。

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Amazonが負担しているeコマースの送料を見てみると、グローバルで$7.3B(約7,300億円)もあり、YoY+31%増加していることになります。

こうしてみると、Amazonプライムによる売上の$3.2B(約3,200億円)だけでは、全体の送料コストを負担できていないわけですが、Amazonプライムのサブスクリプション売上の方が送料のコストよりも早いスピードで成長しているため、これだけを見るとAmazonの送料持ち出し分は徐々に減っていくのではないかと考えられます。

利益という意味では、必ずしもプロフィットセンターではないセグメントかもしれません。

ですが、他のECサービスとの差別化という点では欠かせない存在であることは間違いなく、徐々に自社負担のコストも低減できていることを考えると、これからも大きな投資を行っていく可能性が十分にあるセグメントだと言えるでしょう。

Next: クラウド事業「AWS」セグメントの驚くべき利益率

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