不動産物件のオーナーになり毎月家賃収入を長期にわたり安定して得ることができるのが不動産投資のメリットのひとつですが、もちろんリスクはあります。その1つが以前取り上げた「空室リスク」です。しかし、その他にも注意しなければならないリスクがあります。それが「家賃滞納リスク」です。しかしこの家賃滞納リスクですが「知識『 ゼロ 』でもスタートできる不動産投資52のコツ」を配信するプロの大家さん、林克吉さんは対処方法はあると語っています。
「家賃滞納リスク」を回避するためにはどうすればいい?
入居者が居るのに家賃が入ってこないというのが「家賃滞納」であり「空室」よりも厄介な問題になります。
入居者が毎月家賃を払ってくれることが前提の賃貸経営ですがその保証はどこにも無いのです。
簡単に言うと
- 家賃を滞納する
- 家賃を払わずに居座る
- 夜逃げする
ということが、日常的に起きる可能性があるのです。
その間、短くても3ヶ月、長いと半年から一年の間滞納を続けた結果夜逃げとなるのです。
空室であれば、リフォームをして募集条件を見直して、適切な入居者募集を行えば空室期間の家賃が機会損失になるだけですが家賃滞納の場合は、
- 家賃が入ってこない「損失」
- 新しい入居者を募集できない「機会損失」
- 経理上は「未収金」扱いで入金していない家賃にも関わらず税金を払う必要がある「現金の損失」
の三重苦となるのです。
ですから、このリスクを避けるためには厳しく対処する必要があるのです。
滞納をする入居者は、最初は家賃を払わないことに罪悪感を持っているのでしょうが家賃滞納に対して請求が無いと「あっ、そんなに気にすること無いんだ」と思うようです。
面倒かもしれませんが、「家賃滞納」には毅然と対処し、月末までに入金が無ければ三日と空けずに電話でも手紙でも請求を行いましょう
しかし、滞納している入居者に自分で電話をかけて「家賃を払ってください」と言う必要はありません。
いまは、「家賃保証」を行う会社がたくさんあり、賃貸契約を締結する際に、家賃保証会社の保証を付けることが一般的になっているからです。
「家賃滞納リスク」は、「保証会社を利用する」という「知識」で対処可能となります。
リスクに対しては、「不安」になり「恐れる」のではなく、リスクへの対処方法を調べ、それを実行することにより克服しましょう!
『知識『 ゼロ 』でもスタートできる不動産投資52のコツ』(2015年7月15日号)より一部抜粋 無料メルマガ好評配信中 [無料 週刊]
※太字はMONEY VOICE編集部による
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