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寄付よ、被災地へ確実に届け! ブロックチェーンがもたらした5つの革新=高島康司

寄付金の追跡が可能:ビットギブ(BitGive)

公式サイト:https://www.bitgivefoundation.org/

ここも、多くの慈善事業にビットコインで寄付ができるプラットフォーム。2013年というもっとも早い時期にスタートしたいわば老舗のプロジェクト。寄付の追跡が可能なトラッキングのプラットフォーム、「ギブトラック(GiveTrack)」を運営している。

自分の貢献度がわかる:アリス(Alice)

公式サイト:https://alicecharity.com/

プログラムの自動実行機能を実装するイーサリアムのブロックチェーンをベースにしたプラットフォーム。クラウドファンディングのプラットフォームなので、ここに登録してある複数のプロジェクトに寄付ができる。寄付がどのように使われたのか、トラッキングすることができる。

また、アリスのブロックチェーンにはAIが内蔵されているようで、自分の行った寄付がどのくらい慈善事業に貢献したのかを評価するシステムを持っている。その結果、透明度と信頼性がいっそう高い寄付が可能となる。また、寄付をした慈善事業が目標の達成ができなかった場合、寄付の払い戻しを請求することもできる。

いまのところ、独自のトークンの発行は行っていないが、将来期待できるかもしれない。

寄付専用の独自トークンを発行:チャリティートークン(Charity Token)

公式サイト:https://charitytokenonline.com/
チャリティートークンの相場:https://www.livecoinwatch.com/price/CharityToken-CHT

慈善事業には寄付専用の独自のトークンを発行し、少額からの寄付を促進するためのプロジェクトもある。

チャリティートークンはその典型的なものである。これは、スマートコントラクトのイーサリアムのブロックチェーンに準拠したERC2.0の仕様に準拠したトークンだ。さまざまな慈善事業がこれを受け付けている。

チャリティートークンは上場しており、市場で購入することができる。一般の仮想通貨と同じように、日々相場は変動している。

Next: 中間組織はもう要らない。寄付金を必要な地域と人々に確実に届けられる

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