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フェイスブック、ツイッター株急落は、米国経済凋落の危険なサインなのか?=江守哲

米GDPは堅調。個人消費がけん引している

一方、米GDPは堅調でした。4-6月期の実質GDP速報値は年率換算で前期比4.1%増となりました。

減税効果を背景に個人消費が盛り上がり、14年7-9月期の4.9%増以来の大きな伸びを記録し、景気の底堅さを改めて裏付けました。前期は2.2%増に上方修正された。

09年7月に始まった米国景気の拡大は、戦後最長となる10年間の更新も射程内にはいってきました。

GDPの約7割を占める個人消費が4.0%増で、前期の0.5%増からは鈍化しましたが、14年10-12月期の4.7%増以来の高い伸びでした。自動車などの耐久財が9.3%増と2期ぶりにプラスに転換。衣料品を含む非耐久財は4.2%増、サービスが3.1%増と、いずれも前期から大きく加速しました。

設備投資は7.3%増。前期の11.5%増からやや伸び悩みましたが、高い水準を維持した。輸出は9.3%増で、全体の伸びに貢献しました。輸入は0.5%増でした。個人消費支出(PCE)物価指数が1.8%上昇、エネルギーと食料品を除いたコアは2.0%上昇でした。

米国債の利回りがなかなか上がらない

一方、米国債は利回りはなかなか上がってきません。利回りがある程度上昇したため、依然として国債への需要が高いようです。

市場はPCE物価指数が落ち着いていることで、インフレが抑制されていると判断しており、利回り上昇のペースが上がらないとみているようです。

27日の終値ベースで10年債利回りは2.9620%、2年債利回りは2.6770%となり、イールドスプレッドは0.2850%となっています。

イールドスプレッドは前週に約10年ぶり水準となる0.23%に縮小しましたが、現在はその水準からは拡大しており、まだまだフラット化は本格的には進んでいないといえます。

注目はダウ平均。米国株はまだまだ堅調さを維持する

しかし、このような状況でも、私は米国株は堅調さを維持するとみています。

特にダウ平均は2万5400ドルを維持すれば、ここがサポートになり、上向きやすくなるとみています。

S&P500やナスダック指数に比べてかなり出遅れていますので、上昇し始めるとかなり強くなるでしょう。ハイテク株への不透明感が高まる可能性もありますが、手仕舞い売りが一巡すれば、再び戻してくると考えています。

特にツイッターは短期的に上げすぎましたので、まだ下げるかもしれません。慌てずに底打ちを確認してから押し目を拾うのが良いのではないかと考えています。

Next: ターニングポイントは1年後? 米国景気は歴史的な拡大基調にある

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