好決算はゴロゴロある
決算は良いところを見なくなっている面があります。
グーグルの持ち株会社アルファベッドの4-6月期決算も売上高が前年同期比25.6%増、実質1株当たり利益も市場予想を大きく上回り、取引時間中の過去最高値を更新しています。
また、ダウ構成銘柄の決算は好調でした。ユナイテッド・テクノロジーズの決算は純利益が42.2%増となり、同社は通期の業績見通しを上方修正し、株価も上昇しました。
このように、堅調な決算が多いことをわすれてはなりません。
主要企業の好決算を受けて投資家のリスク選好意欲が改善し、ダウ平均は直近高値を更新しています。
安いところで買い、あとは上昇を待つ。19年の後半が勝負どころであることを再確認しておきたいところです。
【ダウ平均株価:2018年の想定レンジ】
強気シナリオ24236ドル~28287ドル(18年末27996ドル)/弱気シナリオ20995ドル~25130ドル(18年末22790ドル)
【ダウ平均株価:8月の想定レンジ】
強気シナリオ25682ドル~27105ドル/弱気シナリオ23007ドル~24415ドル
【S&P500:2018年の想定レンジ】
強気シナリオ2614~3107(18年末3076)/弱気シナリオ2255~2734(18年末2419)
【S&P500:8月の想定レンジ】
強気シナリオ2799~2948/弱気シナリオ2484~2645
【ナスダック指数:2018年の想定レンジ】
強気シナリオ6747~8375(18年末8282)/弱気シナリオ5348~7199(18年末5702)
【ナスダック指数:8月の想定レンジ】
強気シナリオ7297~7775/弱気シナリオ6114~6604
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本記事は『江守哲の「投資の哲人」~ヘッジファンド投資戦略のすべて』2018年7月30日号の一部抜粋です。全文にご興味をお持ちの方は、バックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した米国市場や金、原油各市場の詳細な分析もすぐ読めます。
『江守哲の「投資の哲人」~ヘッジファンド投資戦略のすべて』(2018年7月30日号)より一部抜粋
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株式・為替・コモディティなどの独自の市場分析を踏まえ、常識・定説とは異なる投資戦略の考え方を読者と共有したいと思います。グローバル投資家やヘッジファンドの投資戦略の構築プロセスなどについてもお話します。さらに商社出身でコモディティの現物取引にも従事していた経験や、幅広い人脈から、面白いネタや裏話もご披露します。またマーケット関連だけでなく、野球を中心にスポーツネタやマーケットと野球・スポーツの共通性などについても触れてみたいと思います。