年齢だけはどうにもならない
自分の努力ではどうにもならない要因。それは、本人の年齢です。
給与の額は、転職したり資格をとったりすれば上がるかもしれません。貯金額も、がんばれば増やせると思います。家族の理解を得ることや、金融機関との信頼関係は、時間をかければ改善できるでしょう。
しかし、年齢は違います。
なぜ年齢が大切なのか、それは融資期間が年齢によって変わるからです。
買うべきか、待つべきか。それはあなたの年齢次第
キャッシュフローを出すためには長い融資期間の方が有利というのは、投資家であれば一度は耳にしたことがあるでしょう。
その融資期間は金融機関にもよりますが、おおよそ「70歳−年齢」で決まります。
つまり、35歳の人であれば「70−35=35」となり、最長の35年の融資を引くことができますが、45歳だと「70−45=25」となり、25年しか融資期間をとれないのです。
こちらが「オリンピック前は不動産が高いので買うのは待った方がよいのか」の答えが人により異なる理由です。
年齢別の不動産購入アクション
そのため私は、相手によって異なる内容でお答えしております。例えば、下記のような内容です。
<20代への回答>
「数年は不動産の勉強と貯金を行い、オリンピック後に購入した方がよいでしょう」
<30代への回答>
「貯金があるなら今すぐ不動産投資を始めてもよいが、ないなら貯金しつつオリンピック後でもよいでしょう」
<40代への回答>
「今すぐ節約して貯金・勉強をして、小さめのものでもよいから始めたほうがよいでしょう」