「東京五輪が終われば不動産価格は下がる」との憶測が飛び交う昨今。いつ買うのがベストなのか判断に迷う方は多いでしょう。その答えは、あなたの年齢次第です。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)
プロフィール:姫野秀喜(ひめの ひでき)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。
いま家を買うのは正解なのか?あなたの年齢によって答えは変わる
この先、不動産価格は下がるのか?
「オリンピック前は不動産が高い(オリンピック後は不動産が安くなる)ので、買うのは待った方がよいのか?」という問題は、不動産投資をする人なら誰しも考えることです。
この問題の答えは、人によって変わってくると私は考えます。
と言いますのも、不動産投資は、マクロおよびミクロのさまざまな要因によって、行うべきアクションが異なってくるからです。
マクロとミクロ、双方で考える
不動産投資に影響するマクロな要因とは、主に経済環境を意味します。具体的には、以下などを言います。
- 融資の出やすさ
- 金利の高さ低さ
- 物件の市場価格
- 対象エリアの人口動態
それに対しミクロな要因とは、主に本人の経済環境・性質を意味します。具体的には、以下などを言います。
- 給与の額
- 預貯金など金融資産の額
- 所有する物件
- 本人の不動産投資の知識
- 金融機関との信頼関係
- 家族の賛成、反対
- 本人の年齢
こうして列挙するとわかることは、マクロ要因よりも、ミクロ要因の方が数が多いということです。つまり不動産投資は、本人の経済環境・性質の方がマクロの要因よりも大切なのです。
そしてその中で、自分の努力ではどうにもならないものが1つあります。