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ラクスルの儲けのしくみが丸わかり!神レベルの決算説明資料の中身とは=シバタナオキ

決算説明資料には、数字以外にもいろいろな情報が詰まっています。今回は、ラクスルとクラウドワークスの決算資料の素晴らしさについて語ってみたいと思います。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2018年12月6日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:シバタ ナオキ
AppGrooves / SearchMan共同創業者。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 博士課程修了(工学博士)。元・楽天株式会社執行役員(当時最年少)、元・東京大学工学系研究科助教、元・スタンフォード大学客員研究員。

読むだけで勉強になる、ラクスルとクラウドワークスの決算説明資料

「企業価値の源泉」を開示するラクスルの決算書

私は趣味で、ほぼ全てのネット企業の決算資料を読み込んでいますが、今回の四半期決算の決算説明会資料でラクスルクラウドワークスの2社が圧倒的に優れている点があったので、ご紹介したいと思います。

単に決算や数字の読み方だけではなく、事業を構造的に因数分解して捉える、という点でも非常に勉強になるかと思いますので、是非楽しみにご覧頂ければと思います。

初めに、ラクスルの決算を見てみましょう。

Raksul 2018年7月期 決算説明会資料

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今回、特に注目したいのがこのスライドです。

「企業価値の源泉」というタイトルがついているスライドですが、顧客からの信頼が売上高によって表現され、その売上高は、

売上高 = 顧客数 x 購入回数 x 単価

という方程式で表すことが出来ます。

売上総利益率というのは顧客やサプライヤーへの付加価値である、と定義されており、売上総利益率を上げるためには、サービスを高付加価値化したり、原価低減や、サプライヤーの生産性向上に寄与する必要がある、と明確に定義されています。

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そして、後半に出てくるこのスライドでは、上で説明された方程式のそれぞれのKPIが、どのように変化しているのか、というのが明示されています。

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そしてそれらのKPIが改善された結果、売上が年間112億円でYoY+45.6%売上総利益が28億円でYoY+58.8%という結果に繋がった

というわけです。

テイクレートに相当する売上総利益率は24.7%と、YoY+2%の増加になっており、こちらも大きく改善していると言えるでしょう。

Next: 事業KPIを詳しく開示することのメリットとは?

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