(7)本文2頁目
c:リビアでの成果により、サルコジのフランス内部での政治的な権力を改善させる
d:全世界にフランス軍の存在価値を再認識させること
e:北アフリカにおけるフランスの立場に取って代わろうとするカダフィ大佐の長期的計画(リビア・ディナール金貨流通戦略)に対して、フランスが敵視している事を知らしめること。
(8)カダフィ大佐の次男(Salt al-Os;a, Qaddafi)
(9)カダフィ側近でありながら反乱軍側に寝返ったAbdelfateh Younis大佐
以上です。
なおリビア内戦の始まりは2011年2月15日の反政府運動発生であり、首都トリポリ陥落は8月23日。カダフィ大佐は10月20日に出身地のシルトで殺害。この極秘メールは2011年4月2日付けです。欧米が反政府運動を支援しなければ達成できなかったと推定できます。
そして、この143トンのリビア中央銀行の金塊、そして同等量の銀塊はどこに消えたのか?全く分かっていません。既に押収され、誰かの手により、金価格介入の為に用いられ、スイスで再精錬されて、その後、中国へ消えているのでしょう。
しかし、このリビアの金準備は元々リビア国民の財産では?
彼らが何より恐れるのは、紙に印刷したペーパーマネーvs.金貨の競争です。金融システムに金貨を導入するなどもってのほかです、負けるに決まっているのですから。
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『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』(2016年1月20日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
※太字はMONEY VOICE編集部による
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