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株式投資で手間暇かけず大きく儲けるなら、テクニカルよりもファンダメタルズ分析=山本潤

保有期間は数ヶ月が基本のファンダ投資

ファンダメンタルズ分析には目標株価と現在の株価があるだけで、順ばりや逆ばりという考え方はありません。

また、投資タイミングは業績の変化を基準とします。変化はよい変化と悪い変化しかありませんから、よい変化で株を買い、悪い変化で株を売るという徹底した思想です。ファンダメンタルズ分析で挫折を味わうことはまずありません。

ただ、後述するように、ファンダ分析による目標株価は、業績の回復の度合いによるので、大概、数ヶ月から数年の保有期間になります。ファンダ分析に基づく投資は、比較的投資期間が長いのです。

また、売買タイミングに関するテクニカル戦術は、デイ・トレーダをはじめとする短期売買が好きな方には向いた手法ですが、短期売買は、毎日のようにトレードをしなければならないため手間隙がかかります。

もっと手間隙がかからない楽な方法で、もっと大きく儲ける方法があります。それがテクニカル分析に頼らないで、業績動向に注視して、ファンダメンタルズ(企業業績)から株の売買タイミングを探る戦術なのです。

ファンダメンタルズ分析では決算発表を基準に売買を考えますから3ヶ月という時間軸がひとつの単位となります。数ヶ月に一度程度のチェックであれば誰でもストレスなく行えるでしょう。

<用語>

ファンダメンタルズ:企業の業績(決算数字)のこと。特に予想利益の動向を指す場合が多い
ファンダメンタルズ分析:企業の業績の動向を分析すること。目的は、株価を予想すること
テクニカル分析:過去の株価の動きを分析して将来の株価を占うこと
業績:売上げと利益をまとめて業績という
続落:2日以上続けて株価が下がること
続伸:2日以上続けて株価が上がること
値動き:日中の株価の動き。変動率
塩漬け:買値から下回った株で含み損がある状態を長期間にわたって継続すること

image by:mojo cp / Shutterstock.com

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億の近道』(2019年11月22日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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