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アベノマスク追加発注の衝撃。特定職員らに7枚ずつ配布するまで終わらぬ愚策

政府の布マスク配布は、まだまだ終わらない。マスクが品薄状態だった4月、安倍首相が全世帯に2枚ずつの「アベノマスク」を配布すると表明。4月中旬までに第1弾の約2千万枚、6月下旬からは第2弾の約4千万枚が配布された。4月下旬にはすでに店頭にマスクが並び始めており、「遅すぎる」「もう要らない」「他にお金をまわしてほしい」という声も多くあげられたが、国民の声は無視されたまま第2弾を配布する形となっていた。

そして配布予定枚数からまだ約8千万枚が残っており、これから配られることとなる。介護施設などの職員と利用者、保育所・幼稚園・放課後児童クラブなどの職員を対象として、1人7枚ほどを配り続ける計画があるという。

国民の意見を無視し、マスク発注

朝日新聞は、「全戸向けの布マスクは約1億3千万枚を総額約260億円かけて配布。介護施設など向けの布マスクは計約1億5700万枚、総額約247億円で、全戸向けの配布が完了した2日後の6月22日にも、伊藤忠商事など9業者に計約5800万枚を発注していた」と報じている。

冒頭でも述べたが、6月下旬にはとっくにマスクの品薄状態は解消されており、「不要だ」という声が大半を占めていた。あれほど国民が「マスクより補償を」と訴えていたにも関わらず、追加で発注するというのは何事か。国民の声には耳を貸そうともせず、すべて後手後手でベストタイミングを逃し、一度決めたら問題があっても貫き通す。そうではなく、いま何が求められているのか、最優先で取り組むべきことや最優先でお金を使うべきことは何か、改めて考え直してみてほしい。

どこまでも不透明な安倍内閣

アベノマスク同様、国民や東京都とのズレを感じさせた「Go To トラベル キャンペーン」。新型コロナウイルスの感染者が再び増加し始めたことや、準備が不十分であったことから「まだ早い」との声があがるなか、7月22日に前倒しでスタートした。

キャンペーン専用の事務所はまだ用意されておらず、野党から厳しい追及を受けた約3千億円を占める事務委託費も詳細は未発表のまま。森友問題や桜を見る会などの不祥事に加え、新型コロナウイルス対策で国民からの信頼を失いつつある安倍首相を、「不透明不正不公平が多すぎる」「利権ありきで発注プロセスが不透明」と疑惑の目で見る人も多い。こんな政治でいいのか。

Next: これが国民の代表として選ばれた人たちの仕事?

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